第101話罪びとで百度悪をなして、なお長生きするものがあるけれども~

(原文:第8章12)

罪びとで百度悪をなして、なお長生きするものがあるけれども、神をかしこみ、み前に恐れをいだく者には幸福があることを、わたしは知っている。


重罪人であっても、長寿を全うする人も確かにいる。

しかし、本当に幸福があるのは、神をかしこみ、神のみ前に恐れをいだく人と、伝道者は語る。


重罪人でたとえ長生きをしたとしても、本当に心が安らかなのだろうか。

本当に、罪の呵責を感じないで生きているのだろうか。


やはり、人は出来る限り、「真っ当に」生きたほうが、幸せなのだと思う。

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