第47話神の宮に行く時には、その足を慎むがよい。
(原文:第5章1)
神の宮に行く時には、その足を慎むがよい。近よって聞くのは愚かな者の犠牲をささげるのにまさる。彼らは悪を行っていることを知らないからである。
神の前に立つ時には、慎重であらねばならない。
まず、自分から語るよりは、心を静め、神からの言葉を聞くことに集中するべきである。
「愚かな者の犠牲」とは、「深く考えずに、できもしない約束を神に誓うこと」。
愚か者は、それが悪であるということに気づかず、性急な約束を口にする。
神前では、まず神に感謝し、神の言葉を慎んで聞く(感じる)ことが大事。
それを考慮せず、愚かで高慢な者は、確かな根拠もないのに、「あれもやります、これもやります」と、誓ってしまう。
それは、神に対する嘘とか、詐欺行為にもつながることを、何ら理解していない。
全てのことは、神が助力をしてくれて成就するというのに、自分だけですべてが出来ると考える思慮の未熟さは、愚かとしかいいようがない。
やはり、神前では、謙虚、真摯に神の言葉に耳を傾けるべき。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます