第15話「スターオーシャンセカンドストーリー」
このソフトは予備知識無しで購入したソフトだったりする、前作もやっていない。後から友達が持っていて割と好評だったとか、テレビアニメ化とかで「ああ、こんなに人気の作品だったのね」と知ることになる。
このゲームではダブルヒーローシステムを取り入れ、主人公をクロード君かレナちゃんのどちらかを選ぶことができる。筆者はこのゲーム何周も遊んでいるが、やはりクロード君である(笑)
シナリオがとても素晴らしいのはこのゲームの最大の特徴だ。特にレナがクロードとも共に旅に出る際、ウェスタ(レナの母)に「ただいまを言うためにいってきますを言うの」というセリフが泣ける。
後にフルボイス版で水樹奈々がレナの声優を務めた時、死ぬほど泣いた。すいません、涙腺弱いんです。
本作のやりこみ要素はレベルアップ時に貰えるスキルポイントでスキルを習得できること。スキル自体はお店で売っているので購入する必要があるが、スキルレベルを上げるにはレベルアップ時に貰えるスキルポイントが必要。
レベルを上げれば「執筆」で本を書いて出版社に出して印税を貰えたり、サバイバルで経験値を上げたり、調理のスキルを上げて各キャラの好物を作ったりもしたな。
キャラによって好物が違うのだが(クロードなら肉系、セリーヌさんはうさぎのリゾット)好きな好物が判明すれば、それを食べればHPが最大値まで回復するのでとても便利です。アイテムの節約にもなる。
他にもリバースサイドというダークなスキルで「にせさつ」「かぶけん」「ぎぞうくんしょう」等を作成できたり。にせさつは20000フォルで売れるし、ぎぞうくんしょうは次レベルまでに必要な経験値が1になるぞ(レベル100まで)
個人的には宿屋にいつでもタダで泊まる事ができるアイテム「けいやくしょ」を制作し何度も何度もリバースサイドをしたことがある(笑)
ただし、いつでも成功するとは限らない。レベルが低い内は失敗したり、慣れていないアイテムは高レベルでも失敗する(特に調理や武器防具製造)諦めずに何度もチャレンジしよう!
他にもビックポケットでスリをしてアイテムを手に入れたりすることもできる。筆者はエナジーネーデ全住民に試したが、全員失敗した。
……なのに、裏技で過去のエクスペルに戻った際に試すと大概成功した。何故だ。ただ、やりすぎると仲間の好感度下がるので注意が必要ではある。
他にも戦闘を有利にするスキルも多く、グループで何か一つの物を作ったり(本だったり、武器・防具だったり、にせさつだったり)そのためにもレベルアップしなくちゃと戦闘が楽しくなる。
個性豊かな仲間たちとの旅も面白い。そんな仲間たち(特に異性)と親交を深めたい。そんなプレイヤーはきっと多いハズ。そこでスターオーシャンでは全作でプライベートアクションというイベント機能が存在する。
これは任意だが、各街で行え、フィールドマップに再度出るまで自由行動する。仲間たちは思い思いの場所に行くのだが、条件次第でイベントが起きることも。適切な選択肢を選べば好感度が上がる。
好きなあいつともっと仲良くなりたい!そんな時は戦闘メンバーに加えることも必要だが、プライベートアクションが一番効果的だ。
一番好感度の高いキャラはラスボスのフィナール突入前に告白イベントを起こしてくれる。尚、好感度の確認はエナジーネーデのファンシティの占い屋で確認できる(クロードorレナが一人の時に行くこと)
筆者は一番最初がレナだった。本当はチサトさん狙ってたんだけど、レナの方が好感度高すぎて無理だった。
その後、2周めでセリーヌさん。別に誰とも仲良くしてないつもりだったが、何故か好感度的には彼女だったらしい。恐らく、戦闘メンバーでずっと入れていたのがあったのかな。
攻略本を二冊買い(基礎知識編と徹底攻略編)プライベートアクションを全てチェックして好きなキャラの好感度を上げるように頑張っていた記憶があるなぁ。
スターオーシャンはPS版以外にもPSP版『スターオーシャン2 Second Evolution』が存在する。
こちらは全キャラ・全イベントフルボイス、OPやムービーの追加、一部声優を除き、PS版から一新された声優陣。
特にレナを水樹奈々が演じるなど力の入れようが伺える。それをPS4に移植したものを筆者はPSアーカイブスで購入した。それが筆者のスターオーシャン3週目である。
ただ、この当時、個人的に「ハートキャッチプリキュア」を視聴していたので、どうにも声が被るのは仕方ない(主人公・つぼみの声優が水樹奈々)
ちなみにこのバージョンではウェルチが仲間にできるので、ずっと戦闘メンバーで活躍させていた。プリシスも仲間に加入させてからはずっと戦闘で使っていた。レナのプライベートアクションは1つも起こさず、ウェルチとプリシスのみに肩入れしていた。
告白イベントではプリシスがしてくれた。それは非常に嬉しい。しかし、プリシスの声優が釘宮理恵なのでやや違和感がある。いや、これは筆者の偏見で釘宮理恵は悪くない。しかし、彼女の声はアニメ版の半場友恵さんのイメージが強くて……。
まあ、そんな個人感情は抜きにしても嬉しい。EDもきっとプリシスだろうと想ってフィナールでガブリエルを倒し、さあEDだ!
と、意気込んでいたら、まさかのクロードとレナED。お互いカルナスに似た宇宙船に乗り込み、二人で旅をすることに。プリシスとウェルチは気が合うのか、ナンパの旅に。
あれ~~~~!?
あの告白イベントは何だったんだ!!!!
と憤慨した事は今でも忘れられない。
尚、YouTubeに各キャラのEDや告白イベントの動画がアップされているが、個人的には見ないほうが良い。ゲーム版をしっかり楽しんでからにしないと面白さも半減してしまうので注意が必要だ。
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