そして彼女たちは

のんこ

誕生日

 作者のんこ(以下・作)「さあ、始まりました!『一回もラジオをやったことがないけど雰囲気とその場のノリだけで進めていくラジオ風小説(?)』題して『そして彼女たちは』。このコーナーでは『そして彼女は』に登場するヒロインをゲストに招き、ここでしかできない裏話や、原作とは季節がずれていてできないイベントをしていく予定です!さぁ、さっそく本日のゲストを呼びましょう!『そして彼女は』のメインヒロイン・松田まつだりんさんです!」

 松田凛(以下・凛)「説明長くない!?私を待たせるなんてどういう感性しているのよ!私、暇じゃないんだからね!」

 作「いやー、今日もげんきですねー。その笑顔可愛いです!」

 凛「キモッ!つーかなんなのこの企画!?」

 作「いや、だから『ラジオ風小説(?)』だよ?」

 凛「だーかーらー、何なの『ラジオ風』って」

 作「全部話し言葉だから、状況説明しなくていいってこと!」

 凛「それって、自分が楽しようとしているだけじゃないの?」

 作「うっ……、ま、まぁ、いいじゃないか」

 凛「というかさ!なんであんたが司会やってんの?メインヒロインである私がやる仕事でしょ!」

 作「でも、凛さん今日のやること分からないでしょ」

 凛「え?私が自由に語ればいいだけでしょ?」

 作「例えば?」

 凛「私が実はピ―――――だったり、あの後、ピ―――――ってなったりする話?」

 作「あー。放送事故ですね。安心してください。この『ラジオ風小説(?)』で話した内容は『そして彼女は』のストーリーには一切関係しませんから。ただし、これまでに更新した話を全部読んでからこの小説を見るのがおすすめです」

 凛「さりげない宣伝だなー(笑)」

 作「い、いいじゃないか。別に。事実なんだし」

 凛「で、結局今日は何をするの?」

 作「ふっふっふっ、凛さん、今日、6月13日は誰かの誕生日なんですよ。さぁ、誰かわかるかな?」

 凛「あんた?」

 作「……。するどいな。だがしかし!実は『そして彼女は』に出てくるヒロインにも6月13日生まれが存在するのだ!それは誰でしょう!?ちなみに第6話までに出てきています」

 凛「私ではないし……、うーん。中村なかむら小百合さゆり?つーか原作では私誰とも会ってないんですけど(第6話現在)!?」

 作「そこは全員会っているという体でいかせていただきます。あと小百合ではありません!」

 凛「そ、そうなんだ…。じゃあ、浅野あさの由衣ゆい?それしかなくない?」

 作「いや、木下きのした佳穂かほもいますけど?」

 凛「忘れていたわ。存在感ないし」

 作「か、かわいそう……」

 凛「で、由衣なの?佳穂なの?」

 作「じゃあ、今日はゲストとして来てもらっているから呼んでみましょう!主人公・浅野智樹の妹で私の推しキャラ・浅野由衣さんです!」

 浅野由衣(以下・由)「どうもー!由衣でーす!今日は呼んでくれてありがとね☆」

 作「ヒューヒュー」

 由「というか、私、推しキャラだったんですね(笑)」

 凛「そ、そうか!推しキャラと誕生日を一緒にして優越感に浸ろうとしていたのか!ゲスイなこいつ!」

 作「いや、別にそういうわけでは……」

 由「え、そうだったんですか?」

 作「引くのはやめてください!由衣さん!私はただ自分の誕生日なんて誰も祝ってくれないだろうと思って、人気キャラである由衣さんにかぶせて……」

 凛「すげーあってるやん!優越感浸ろうとしたんでしょ!」

 作「……と、というか、トークしましょうよ」

 凛「それもそうね。正直作者の事なんてどうでもいいし」

 由「そういえば、何を話すんですか?ほぼほぼネタバレになっちゃうと思うんですけど」

 作「……」

 凛「……」

 作「誕生日おめでとう!由衣さん!」

 凛「おめでとう!由衣!」

 由「……それだけ!?」

 凛「だって話すことがないんだもん」

 由「なんで小百合先輩とか佳穂先輩とか呼ばなかったんですか!」

 作「ネタバレ連発なりそうだし……」

 由「何なんですか!この企画!」

 作「作品とリアルの季節のずれが半端なくなりそうだから、季節イベントしようかなと思っただけで……、別に誕生日を祝うなんて予定なかったので」

 由「なぜ今回やったんですか!?」

 作「実験と次回のための質問コメント募集もかねて」

 凛「実験!?」

 作「す、すいませんでした!」

 凛「そんなんで私を呼ぶな!」

 由「そうだ!そうだ!」

 作「……。では告知です。次回の『そして彼女たちは』の更新は夏休みごろを予定しています。また、質問やリクエストがありましたら、ぜひ応援コメントにメッセージを残してください。あと、誰か誕生日祝ってくれたら嬉しいです」

 凛「……このままでは終わらせんぞ!最後に私がネタバレをして終わってやる!」

 作「やめてください」

 凛「第10話くらいで私はピ――――してピ――――なるんだから!」

 作「やめてください。あとで編集するので無駄です」

 凛「なんだ、このクソつまらない企画は――!」

 由「まぁまぁ、次回に期待しましょうよ。凛さん」

 凛「フンッ。どうせ作者の黒歴史となって終わるのよ。ざまあみろ!」

 作「……で、ではまた次回」

 由「コメントお願いします」

 終


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