過去へ
「そろそろ起きなさーい」
もう朝か、母の呼ぶ声が聞こえる。ああ、まだ眠い、深夜までゲームしなきゃ良かったなぁ。
パンをくわえながら学校に行く準備をしているととあるニュースが耳に入る
「続いてのニュースです、先週みつかった島から化石が見つかりました。しかも、その化石は研究員からはまるで動物と人が合体したような化石だと言っていました。以上のニュースでした。続いては、、、」
なんだそりゃと思い、準備を済ませ玄関を出た。
「いってきまーす」
「気をつけていきなさいよー」
しかし、動物と人が合体した化石か、少々興味はあるけど...
「ん?なんか落ちてる、御守り?こんな近未来に御守りなんか普通落ちてるか?」
けれど、拾ってしまったしなぁ。ここで捨てると持ち主に悪いし学校の帰りに交番にも寄って預けるか
「おい、朝のニュースみたか?」
「ああ、動物と人が合体した化石だろ?」
「そうそう!」
やっぱり噂になってたか、まぁ実際話題になるよな、俺は動物が好きだがどうも信じがたい。動物のことに関しては大抵は信じるのだがこればかりはどういう理屈でそうなるのかわからないから信じられない
~授業中~
やっべぇすっげぇ眠い、深夜までゲームしてたのと色々な事考えたからマジで眠い。
あと約30分で授業が終わる耐えられるか...!
あ、無理だわ、寝てしまうわおやすみー
「...なんだここ。」
夢?久しぶりだな夢を見るなんて、しかし本当になんだこれ周りはなにもなくて真っ白だな。
「聞こえますか?」
ん?あれは. . .人の姿をしたキツネ?
「タイムリープしてジャパリパークを救ってくださいませんか?」
「...断る」
「なぜですか?」
「いや、普通救ってくれって言われて、
はい、救いますってならないし、そもそも今俺のなかではただの夢だからね、これ。」
「た、確かにそうですけど...いや、一度味わなければなりませんね。」
「え?今なんて...」
「今後起きる...いや!今から起きることによりタイムリープしジャパリパークを救ってくれるでしょう。では、さようなら」
「ちょ、待っ」
「おい...おい!起きろ!ショウ!」
「え?あっ!すみません!」
「全く...じゃあこの問題を解きなさい」
「えーと、この問題は」
さっきの夢はなんだったのだろう。まぁ、いいや さっさとこの問題を解いて...
ズドォォォン
「何?、今の音」
「ちょっと遠くから聞こえたよね」
ズガァァァァァァン
「キャァァァァァァ!!」
「おい!結構近くで音がなったぞ!」
ゴゴゴゴゴ...
なんだこの揺れ!まず、外の状況を...
「な、なんだよあれ...」
外にはひとつの目玉を持った巨大な怪物がいた。
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!」
「にげろぉぉぉぉ!」
ズドン!!ガラガラガラ
「くっ!」
さっきの揺れで学校が崩壊している!
...いや、どうやら揺れのせいじゃないようだ
あの巨大な怪物が壊していたそうだ
「どうすれば...!」
(どうするもなにも過去に戻りジャパリパークを救うしかないでしょう)
!!...こいつ直接脳に...!じゃなく夢で聞いた声...
「本当に過去に行きジャパリパークを救えばこの状況が変わるのか...?」
(ええ)
「だったら、俺を過去に...ジャパリパークにいかせてくれ!!」
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