第5話

優しい人だなぁ、と感じたのは良いものの、真知子はふと気づく。「おばさん!今何分?!」「え?8時半」いけないいけない!そう、立ち話をしている暇はない。真知子は急いで、1本後の電車にのる。「やばい、遅刻遅刻ぅ〜」といっても、学校の道のりは大して遠いと言う程ではない。

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