第5話「レイ、心の向こうに」
改めてエヴァを前話借りなおしてみてるんだけど、すでに1話目2話目あたりから俺の記憶との齟齬(間違い)がすごい。
俺の記憶はだいぶ新劇場版に書き換えられてるんだけど、正直アニメ版の迫力の方がすごいような気がする。
星の王子様ってお話があるのは知ってると思うんだけど、あれって10年おきぐらいに見たほうが良いといわれてるんだよね。見た年ごとに違う感想が持てる作品ということをよく言われてる。
俺の世代にとってはまさにエヴァがそれかもしれない。14歳で見た時と、今見た時ではまるで心証が違う。
あの当時はただ、ロボアクションがすげぇだったけど、今はまるで見方が違ってくる。演出がうまいなあっていうのは、今になって初めて得られる感情だし、やはり心理描写がとても上手。
何より押しつけがましくない、少年には少年の感想を与えて、大人には大人の感想を与える。(後半の話はまた別)
っていうかやっぱこんな作品を思春期に見るべきではない。いや、見てよかったのかな、アニメに限らず様々な作品を見てきたけど、エヴァ以上にわくわくする作品はやはりなかったと思う。
コードギアスの方が面白くね?と思った時期もあるけど撤回しよう。
さて第5話と言えば、綾波にセクハラする回である。
実はシンちゃんはメンタルが強い。シンちゃんは紆余曲折あって綾波のおっぱいをもんでしまうのだが、(というかこれ文章で説明できねーや、なんだよ紆余曲折あっておっぱいもんじゃうって)この状況で数分後には何もなかったかのように綾波に接するのである。いやそれって相当メンタル強いぜ。
まあ、そもそも使徒に立ち向かってる時点で常人じゃないけど。
というかハイロック少年は大の綾波好きなのだが、改めて見るとやはりとても子供だったなと思う。
大人になってみると綾波にはなんの魅力もないと感じる。子どもの頃はミステリアスとうつってたけど、今思えば扱いづらいイヤな子供だ。
おっぱいもまれたにもかかわらず、綾波は完全に無反応なのだ。嫌悪感を示すというわけでもない。
こんな女を好きだったということは、当時いかに、女は何も物を言わぬやつが、いいと思っていたかということである。
はっきり言って、女性に対して人格を認めていなかったということに他ならない。
綾波のような無機質系美少女を求めていた。
自分の意のままに動く女性を求めていたということだ。
よろしくない、病的と言わざるを得ない。
今となってはそんな女と付き会いたいとみじんも思わない。むしろ自分勝手に動いてくれる方が魅力的に映る。
一方で、単純に綾波のプラグスーツに欲情していた部分は否定できない。
いまだに俺の夢は彼女にプラグスーツを着させて、ごほんごほんっ。
キャットスーツ着させるまではうまくいったことが、ごほんごほん。
だからやっぱり変な趣味を植えつけたエヴァを俺は許さない!
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