遊星迎撃隊―Starship Breakers

第8話 メイド姉妹の次回予告が脱線するのは仕様です

佳乃夏美（よしのなつみ）（以下夏美）：夏美でーす。

佳乃翠（よしのみどり）（以下翠）：翠でーす。

夏美＆翠：二人合わせて美少女メイドシスターズでーす。

夏美：またまた妙なところへ召喚されたな。

翠：そうですね。召喚されました。

夏美：最近オレ達も出番が増えて嬉しいね。

翠：そう。読者様が少なめですが、そこは気にしちゃダメです。ところで姉様。正蔵君の初めてを奪いましたね？

夏美：まあな。勢いで……ってそんな事ここで言わなくても良いだろ。恥ずかしいぞ。

翠：そうですね。うらやま……いや、恥ずかしいです。今回はこちら「遊星迎撃隊―Starship Breakers 」の解説＆次回予告を承りました。

夏美：紹介文でも説明してるけど、この物語はこの作者の掌編三作、「系外惑星探査～アイボール・アース～」、「遊星迎撃隊（序）」、「遊星迎撃隊（破）」を元に長編に改稿したものだな。色々計算して数値はかなり変更してあるみたいだ。

翠：適当に1パーセクとか書くから後で困るんです。さて、ざっくり説明します。系外惑星探査の発進準備中にテロ攻撃を受ける。系外とは太陽系外の略ですよ。その時、高速で飛来した小惑星と遭遇しテロ攻撃を偶然退けるも被害が大きくて計画は凍結された。実は、その小惑星は数億個の巨大な小惑星群の一部だった。今後約30年の間に数百個の小惑星が地球に衝突する可能性がある。今、ここです。

夏美：今後は衝突コースにある小惑星を排除すべく、決死の特攻作戦が実行される……という展開。表題の内容がここから登場するんだ。一応、掌編で公開してるんで概要はバレてるんだけどな。全く同じじゃつまんないってんで、色々工夫する予定なんだとさ。

翠：このいい加減な作者がどこまで工夫してくれるのか、甚だ疑問に思いますが？？生暖かく見守って欲しいようです。

夏美：さてこの作品、「電撃 《新文芸》スタートアップコンテスト」に参加するようだな。

翠：コンテストって聞けば何でもかんでも参加したがるのは作者の悪い癖のようです。異世界転生物語が蔓延っているこのカクヨムですが。

夏美：宇宙人も出なければ、怪獣も出てこない正統派SFで。

翠：ガンダムっぽいロボット兵器は出るけどメインじゃない。

夏美：アイアンマンっぽいパワードスーツは名前だけ出てくる。

翠：流行なんて関係ねえ！とばかりに超加速に耐えて運動エネルギー兵器で小惑星を砕く。

夏美：そんな熱い物語で勝負するようです。

翠：本当にそうなるのかどうかは作者次第ですが……

夏美：ま、転生モノとか無双系とか多そうだから目立つのではないかと期待している馬鹿者が此処にいるんだ。

翠：そういう事です。よろしくです。

夏美：ところでさ。何でフランス語？

翠：作中ではユーロのシャトルと記載してます。これは現在のEUの事ですね。それで英語じゃなくてフランス語にしようと考えたようです。

夏美：シャトルの船名クラージュ（clarage）は勇気、AIのアミティエ（amitié）は友情だな。英語じゃないと雰囲気が違ってて良いな。

翠：そうかもです。作者は学生時代、第二外国語にフランス語を選択してたんですよ。しかし、ほぼ勉強してなかった為、Je t’aime（ジュテーム：I love you）とcafé au lait（カフェオーレ：coffee and milk）しか覚えていない。数も5までしか数えられない。un（アン：one）、deux（ドゥ：two）、 trois（トロワ：three）、quatre（キャトル：four）、 cinq（サンク：five）です。幼稚園児以下ですね。

夏美：よく卒業したな。

翠：一応、試験の時はきっちり暗記してたようですけど、終わった瞬間霧散したとの事。

夏美：ふむふむ。それでドイツ語じゃなくてフランス語にしたって訳か。

翠：やっぱり脱線してますね。

夏美：作者の脳が脱線してるんだから仕方ない。

翠：では次回予告行きます。

夏美：次回から「Starship Breakers」行くぜ。

翠：いきなりカウントダウン。レールガンと多段ロケットで超加速する運動エネルギー兵器「ランス」発進します！！

夏美：うひゃー。興奮するね。

翠：ご期待ください。

夏美：絶対に読んでくれよ。

翠：では皆様さようなら。

夏美：バイバーイ。

※（注）佳乃夏美（よしのなつみ）と佳乃翠（よしのみどり）は拙著「俺の愛しいアンドロイド」に登場するメイドさんアンドロイドです。