第18話 芸は身を救う 筋肉は世界を救う

修学旅行が終わった次の日は土曜日!

だけど、喜太郎くんは走り幅跳びで北海道まで行っちゃったし、暇だなぁ…


私はそんなことを考えながら散歩していたの。すると、目の前で荷物を持ったお婆さんが倒れたの!!


「危ない!!」


ドテェーって転んだお婆さんの荷物からりんごが5個ぐらいゴロゴロゴローって転がって行っちゃった!


「待てー!」

私はとっさに腕を伸ばして(筋肉の伸縮を応用したの!!骨はどうなってるんだろう…)りんごを全部ゲット!

「ありがとうねぇ」

ってお婆さんが私にお礼を言ってる… 危機一髪だったよ…

「大丈夫ですか?お婆さん」

私はお婆さんに話しかけた。

「大丈夫だけど喉が乾いたねぇ。」

お婆さんはこう言ってる… どうしよう… 近くに自動販売機もないし…


「そうだ!お婆さん!りんごを1つ貰いますね!」

「え?ああ、どうぞ。美味しいよ。」

「そうじゃあないんです!」

私はりんごを手に取ると捻り潰してジュースに変えた(ジュースはお婆さんがたまたま持ってたコップに入れたわ!)。


ゴクゴクゴク…

「美味しいねぇ。ありがとうねぇ。」

「いえいえ、お役に立てて良かったです!」


これにて一件落着!! さあー、どこ行こうかな!


続く


参考 Wikipedia

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