『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 早見沙織版ジュイス

 トニー亡き後、ピーターは次期リーダーを熱望する世間の重圧に悩まされていた。

 マスコミの前に立っては、次なるリーダーとしての抱負を問われる。


 そんな中、ニックから連絡が。


 夏休みのヨーロッパ旅行を謳歌したいピーターは、スルーを決め込む。

 

 しかし、ニックはホテルに先回りして、ピーターを待ち構える。


 サノスの影響で「よその世界から来た精霊が地球を襲う」と報告される。


 報告者は、現地の協力者「ミステリオ」!

 

 ピーターはニックから、トニー・スタークの遺品であるグラサンを託される。


 グラサンはいわゆるしゃべるスカウターのような機能を搭載していた。

 

 おお、『東のエデン』に出てきた「ジュイス」のはやみん版じゃん!


 だが、彼女は凶暴で、ピーターの秘密を話そうとしたクラスメイトを、ドローン兵器をけしかけて殺害しようとした。

 ピーターの機転で難を逃れたが、ピーターはリーダーとしての素質を疑われてしまう。



 内容は、まあミステリオが登場した段階で、ある程度マーベルの知識がある人はわかってしまう。

 正直、前半の感想くらいしか言えない。


 ここからは先は、ご自身の目で。


 まあ、「妙に目が節穴なニック」などをみて、「あれ?」とも思うのだが。



 本作は、ピーターが「ヒーローとして世界を守る義務」と、「ただの学生としての人生」とを天秤にかけるシーンが何度かある。

 MJに近づくライバルも、厄介な相手だ。


 ピーターは行動するたびに間違え、手がかりを得て、成長していく。

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