300本目はコレ!

『アベンジャーズ/エンドゲーム』 エンシェント・ワン再登場!

 冒頭20分ほどで、サノス死亡!


 本編の本領は、その数秒後に起きる。


 サノスのガントレットによる大量虐殺によって、人類の半数が死に絶えた5年後の世界が舞台となる。


 アントマンが、タイムスリップ理論を提示しに来たのだ。

 ストーンが揃う前に戻れば、サノスの野望は阻止できると。


 家族が無事だったトニーは、参戦を渋る。

 だが、教え子とも言えるスパイディ奪還のため、立ち上がった!


 前作の『インフィニティ・ウォー』が終始重めの展開だっただけに、コミカルなシーンが目立つ。




 タイムスリップ後のトニーがストーンをあと一歩でゲットできると思ったらハルクに妨害されたり。

 

 ソーがビール腹になっていたり。洒落にならないデブっぷりで、大丈夫かと思えるほどだ。


 本作の主なシリアス担当は、ホークアイだ。


 ガントレットによって家族をなくしたホークアイが、「日本の悪」真田広之を切り捨てるシーンがある。

 てっきり、「シルバー・サムライ?」と思ったが、「Xメン」は絡んでないから違った。


 個人的に好きなシーンは、エンシェント・ワンの再登場だ。


 まだストレンジは覚醒していない時代である。


 この時間軸においてストーン管理者なので、当時の無双ぶりがハンパない。

 弱体化しているとはいえ、ハルクすら歯が立たない。


 エンシェント・ワンの強キャラ感は、安心できる。

 ハルクの説得を秒で理解するインテリぶりも、ステキすぎる。


 映画全体の感想としては、終始重たいのかなと思っていた分、ラストバトルなどが見応えがあった。


『バトルロイヤル』で破壊されたムジョルニアも、ソーの手に戻る。


 懸念があるとすれば、キャプテン・マーベルなど、知らないキャラの存在などがあるくらいか。


 それでも、特に混乱しないかと。 

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