『ドライヴ』 レフン監督の出世作

 逃し屋で生計を立てる男が、隣人のシングルマザーを助ける話。


 主人公は、スタントマンのバイトと修理工、夜は強盗の逃し屋で働いていた。


 彼は隣人のシングルマザーと恋に落ちる。

 彼女の夫は、刑務所にいるという。

 車の故障をキッカケにシングルマザーといいカンジになった。


 修理工の経営者からレース参戦の話も上がり、成功人生かと思われた。


 だが、直後に夫が出所。しかも、彼は借金を抱えていた。


 空き巣に戻らなければ、家族の命が危ないと脅されていた。

 実際、隣人の夫は息子の眼前で痛い目に遭わされる。


 怒る主人公は、仕事を手伝う。


 だが、隣人の夫は空き巣現場から戻った後に撃たれて死亡。

 主人公も命を狙われる。



 泥臭いフィルムノワール、という印象だ。


 殺しはしない信条だった彼は、未亡人を守るために自身のプライドをも捨てる。


 血がドバドバ出る展開になるので、苦手な人は注意。

  


 主演は、『ブレードランナー 2049』、『ラ・ラ・ランド』などに出演したライアン・ゴズリング。


 ニコラス・ウィンディング・レフン監督は、本作で監督賞を受賞し、過去作も見直されるようになったとか。

 また、日本製ゲーム『デス・ストランディング』に出演していたりする。

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