『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』 騙されんぞ!2017

 溝に落ちた紙船を拾おうと、少年が手を伸ばした先にいたのは、サーカスのピエロ、ペニーワイズさん。

 少年に向けて、彼はB級サメ映画をオススメする。

 少年は言い返す「そんなクソ映画見るか! 騙されんぞ!」と。

 しかし、純粋な少年はまんまと口車に乗ってしまい、命を落とす。


 

(『【嘘字幕シリーズ】ペニーワイズが新作サメ映画をオススメするようです』を参照)

 

 主人公は、弟の遺体を確認するため、禁じられている下水道へと向かう。

 いやいやついて行く仲間たち。

 

 本が友達のピザは、転校生であるハンデをなくそうと、街の資料を集める。そこで、この街で周期的に大量死事件が起きていることを知った。


 街の秘密に触れ、少年たちは、殺人ピエロ「ペニーワイズ」の存在を意識せざるを得なくなる。


 殺人ピエロさえ出てこなければ、「リバー・フェニックスのいないスタンドバイミー」だ。

『死体』は大量に出てくるが。

 

 ヲタや軽口の少年など、スタンドバイミーっぽいキャラも多数出てくる。そのパートが緩衝材となって、ホラー要素がよりリアルな存在感を出して襲ってくる。


 オレは1990年版を知らないので、あまり詳しいことは言えないが、こちらも機会があれば見てみたい。


 ちなみに、2017年版では、「騙されんぞ!」という空耳はない。

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