『オデッセイ』 農協 火星へ行く

 火星でDASH村設営を試みるマット・デイモンの話。


 マット・デイモンが頭がいい上にポジティブという好青年役。

 火星に一人取り残されたというのに。

『インターステラー』の彼は何者だったのかと思わせるほどだ。


 計算上、このままだと食糧が足りなくなる。

 そう考えた主人公は、火星を畑に変える実験を行う。

 排泄物から肥料を作るわ、水まで作ってしまうわ。

 結果、主人公はジャガイモでしばらく食いつなぐ。

 とても、遭難した人とは思えない。

 無人島に漂流したトム・ハンクスよりも、火星生活を満喫している。


 なお、現実世界では、

「国際じゃがいもセンターが火星環境でのじゃがいも栽培の可能性を発表」

 と、オデッセイの世界観が現実のものになりつつあるとか。

 国際じゃがいもセンターなんて機関があることを初めて知った。


 やがて、火星から地球にコンタクトを送る方法を見つけ出し、救援を待つが……。



 オレは、ぶっちゃけSFにも70年代ポップスにも明るくない。

 この映画で「スターマン」を知ったし。

 ドナ・サマーの曲はコーラの宣伝でしか聴いたことがない。


 でも、この映画から感じるポップな明るさは大好き。

 最初は無責任で頼りなかった地球側のスタッフも、主人公を全力で助けようとする思いが強くなる度、頼もしい一面を出し始める。


 やはり、こういった軽快な映画って面白い。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る