貴女と共に
一面の花が咲いた春
数多の星が燃えた夏
貴方と出逢えた
貴女に出逢えた
乾いた荒野に降り注いだ 槍
大地に 注ぐ雨
髪も衣も滴るけれど
私の心は乾いたままで
染み付いた
見上げた空と 繋がっているから
空が繋がっているなら
私は貴女の意思を継ぐ
私は貴女の意思を継ぎ
希望を胸に眠る冬
嵐の跡に実る秋
私はヒトリ
私は フタリ
草花を踏み潰し生きる
生命を弔い 生きる
私達は
貴方達は
どんなに異物を積み上げたって
太陽に
月に 触れることはできなかった
でも 未来の 私ならできるから
でも 今の 私ならできるはず
空を舞う 貴女と共に
空へ舞い 貴女の元へ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます