人生は色の無い青

夜乃街

恋の梅雨前線 無情

時は川のように流れていく


愉快な音を立てて


川のように流れていく



もし



ふとしたきっかけで僕が陸に上がることが出来たら


その時は君も一緒に


何にも邪魔されない空間で




無力




無駄な妄想のガソリンは


僕の汚い心に浄化されて綺麗な涙となり


運命はそれを天の川と呼ぶ




時は川のように流れていく



一時の豪快な音も



何事もなかったかのように



愉快な音を立てて流れていく



川のように流れていく


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人生は色の無い青 夜乃街 @kurarine_7

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ