第0.5缶 投書缶

 図書館にはいろんな本がある。

 その中にこんなのがあった。


 投書缶(とうしょかん)


 いろんな詩が書いてある本のようだ。

 冒頭の一節と各話のタイトルを読んで、私は本を閉じた。なんてくだらない。




 〇〇〇〇〇〇




 私は図書館に設置された缶の中に入っていった。入り口は狭そうに見えたが意外とすんなり私を受け入れた。そうして私は投書缶の中をさまよう。気の向くまま時間の許すままそうしていると、いつのまにかどこか遠い館へと誘われている。



 1.図書患

 a.透視予感

 2.と、所感

 b.都市余暇

 3.と、塩羊かん

 c.歳良刊

 4.と、使用感

 d.閉死世観

 5.とう!召喚!!

 e.同時呼甘

 6.としょったがら。んだ。(歳とったからな、そうだな)

 f.扉初夏


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