第20話 ツイッチャ始めっちゃ

 ツイッターを始めて少しして、ツイッターのアプリが出始めました。ひとつのウェブサービスに色んなアプリが出てくる事が当時は新鮮で、新しい時代の到来を感じましたね。今までそう言うのはブラウザくらいしか知らなかったもので。


 で、そのツイッターアプリのひとつにツイッターでチャットが出来ると言うアプリ、ツイッチャがあったのです。チャットをしたいからネットに興味を持った私ですから、このアプリを見つけた途端にすぐに飛びつきましたね(ニヤリ)。


 ツイッチャを始めると、すぐに同室していた人達と会話が盛り上がりました。こうして次々に新しい人と知り合って毎日ツイッチャに通うのが日課と言う状況に。

 ツイッチャが盛況な頃は本当に楽しい日々だったなぁ……(遠い目)。


 ツイッチャはツイッターアプリのひとつです。つまり、ツイッチャを利用している人はもれなくツイッターアカウントを持っているって事なんですよ。

 当然のように私は仲良くなったツイッチャ友達のアカウントを次々とフォローしていきました。私がツイッターを楽しく利用出来るようになったのはこのツイッチャのおかげなんです。人脈が広がる度に私のツイッターライフは楽しくなりましたね。


 チャットでの話の流れは雑談でしたね。チャットだから当然なんですが。リアルタイムの出来事をみんなで実況し合ったりとか。国際的なスポーツの大会の実況とか盛り上がったなぁ……(遠い目)。


 ツイッチャは自分で部屋を作る事も出来たんですけど、私が部屋を作ったところで知らない部屋に参加する人はやっぱり多くなくて、3時間ひとりぼっちなんて事もザラでした。人気の部屋主の人はいつも盛況でしたけど。

 人望ってネットでもハッキリにじみ出るものなんですよね。オヨヨ……(涙)。


 このツイッチャ、サービス開始当初はものすごく盛り上がったのですが、次第に人気が終息していきます。私には人気が衰える理由が分からなかったのですが、きっと他のサービスに人気を奪われちゃったのでしょうね。

 それがネットサービスの宿命とは言え、ツイッチャの衰退はとても残念に思います。


 私も参加者が寂しくなった時点で撤退しちゃったので、最後の最後がどんな感じだったのかは知らないんです。ギリギリまで居座れば良かったかなぁ……(遠い目)。


 今でもツイッチャで知り合った人との交流は続いています。残念ながら全員ではないのですけど。それでも私にとって10年近くネットで知り合った人と関係が続くって素晴らしい事ですよ。それまではなんやかんやあって関係が長続きしていませんでしたからね。

 これからも、ネットで繋がる限りはこの交流を続けていきたいなぁ。

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