第6話 DCチャットでの日々

 DCチャットの話を出したので、今回は改めてそのエピソードを書こうかなと思います。

 1番サーバーに集まる常連達、通称”仲良し1組”メンバーは最終的に総勢約30名くらいの大所帯になりました。みんな負けず劣らず個性のある人達の集まりでしたけど、それだけの人が集まっているので楽しいエピソードやそうでないエピソードも色々とあったりするんですね。


 お約束のようにメンバー内での色恋の話なんかもあったりして。あるメンバーがあるメンバーに好意を抱いて、その相談を明け方まで聞いてあげたり。自分に恋愛経験もないのに偉そうなアドバイスをしていたような気もします。いやはや、身の程知らずですねぇ。


 前回は荒らしが来たエピソードを書きましたけど、基本的にはのんびり和気あいあいとしたいい雰囲気でしたね。あの頃はチャットの意識も低くて平気で個人情報を発言していたりもしました。

 セガではそれで大騒動もあったりしたので、そう言う事は絶対しないようにってお触れも出ましたっけ。そう言う時代でした。


 ちなみにこのチャットの盛り上がりを受けて私は携帯電話を買ったのです。当時はまだ携帯がそこまで当たり前のアイテムじゃなかったのですよ。

 携帯を買った一番の目的はチャット仲間と電話で会話をすることでした。実際、2回くらいしか目的は果たせませんでしたけどね。2回でも十分だったかも……。

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