第147話
博道と實が、すわ山(明野ヶ丘公園スキー場)へスキーを担いでエッチラ、オッチラやっと登ったと思ったらスッーと滑り降りる、又エッチラオッチラ登っていく兄弟。あっ・・・・惜しい。また一瞬滑り降りなのである。丘の家の窓からあかず眺めて楽しい日を送っていたが、此の時節にそう良い日が続くわけがない。
“すわ山に黒き二点の滑りいく あかず見つめし昔もありき”
江美作
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