炎の中の少年少女
みにゃあゆな
プロローグ
第1話 貴女のために。
子供の頃の見た夢。それも赤ん坊の頃に。それなのに、異様に覚えているんだ。
「汝、我の血を欲するか?」
なにも知らない。言葉も、今、日本で起こっていることも。赤ん坊だから、許してほしい。て、誰に言ってるんだ。それでも、欲しいと思ったのか、それとも、彼(彼女?)の御心のままだったのか。ま、そういう神様だものね。
「そうかい、そうかい」
ニヤリと笑うと、闇が!混沌が!溢れだした。銀髪を翻し、消えていった。
幼いながらに理解したのか、私は。泣きじゃくる、泣きじゃくる。泣く、泣く。
ただ、それだけの夢。
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