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「魔術って、
「……同じ絵を描いても、俺とお前とじゃ
「ズバリだね。すごく的確じゃん、頭いいなー」
「じゃあ、『痛みの呪い』は……ティアルバー君のお父さんからティアルバー君に、受け継がれたものなの?」
「そ。彼はあの時、ほぼ
「……
「まあそうなるよね。だから決定的だった。そしてティアルバー家にとっては
「――――――」
言い切り、ちらりとヴィエルナの様子を
「ううんっ……ふぅ。さて、話すことは話したし戻ろうかな。あっ、この話
「イグニトリオ君……!」
パールゥの責めるような視線に、ギリートは見向きもしない。
「でも、なんだかな。
「うるさい」
……切なる声が、ギリートを止め。
ヴィエルナが、その目に怒りを
「黙れッ!」
言葉を失う。
パールゥもきっと、そうだったのだろう。
俺達はただヴィエルナの目に
「……ごめんね。思ったことは言っちゃわないと気が済まない
「え、」
「消灯時間近いし。君たちもぼちぼち帰った方がいいよ」
「分かってますからっ!」
「…………お前、
「読まないだけだよ。他人に変な
「お前な……」
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