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魔女に見つかったあなたは大人しく彼女に言われるままに家に招かれる。応接室に座って出されたお茶を飲みながら、あなたはじいっと魔女に観察されていた。
しばらく無言の重いプレシャーの中、自分の分のお茶を飲み干した魔女からあなたに向かって声がかけられる。
「で? 何であんたはここにきたんだい?」
魔女にとって見ればそれは当然の質問だろう。普通わざわざ森の中の魔女に家に好き好んでやってくるモノ好きはいない。人嫌いの魔女は一見さんお断りだ。そんな魔女の前に今知らない人間が訪れた、疑問に思わない訳がない。
あなたはこの状況を前にどう返事を返していいのか思案する。返答次第では怖い目に合うのではないかと考えたのだ。相手は魔女、機嫌を損ねたら何をされるか分からない。
しかも、目の前の彼女の表情からは特に感情は読み取れなかった。
ここは正直に話そう
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886063479
何とか上手くごまかした方がいい?
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886063513
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