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 魔女の家の前まで来たあなたは、意を決してドアをノックする。

 しかし中に誰もいないのか反応は全く返ってこなかった。もしかしたらと思ったあなたは次にドアノブをひねってみる。

 けれど、鍵がかかっているようで、ドアを開ける事は出来なかった。その事から考えて、今この家の主人は外出中なのだろう。そう判断したあなたは魔女の家を後にしようと振り返った。


 振り返ったところで、そのお目当ての魔女がドーン! と目の前に現れて、ビックリしたあなたはその場で腰を抜かしてしまう。


「おや、お客さんかい? なら中で話でもしようじゃないか」


 魔女はそう言うとニッコリと笑った。あなたは愛想笑いを返すので精一杯だった。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886063358

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