第2話 BGMは「天使にラブソングを」
次の予定まで1時間ほど空き、小腹がすいた。
「さてどうしよう」
気分は「孤独のグルメ」状態である。
繁華街をウロウロしていると、気軽に入れそうなカフェバーを発見。
生ビールとチーズ盛を注文。
そう、1人飲みである。
何かを終えた後のビールは格別である。
一口目の美味さったらもう。
そしてまだ明るい時間帯のビールは、なぜこんなにも美味いのか。
外は少しばかり暑く、開放的な店内。
ビールを飲むには、最高のシチュエーションだった。
チーズはワインとセットが定番だが、個人的にはビールとも合うと思っている。
「ああ、うまいなあ」と、思っているとBGMが耳に入ってきた。
「天使にラブソングを」のサントラだった。
懐かしい。
なんてナイス選曲だろうか。実にグッジョブすぎる店員さんである。
中学生の頃どハマりし、今でも大好きな映画の一つだ。
そして自転車をこいでTSUTAYAにCDを借りに行くほど、曲中歌も大好きであった。
後ろに来た女性はコーラを、男性はビールを飲んでいる。
女性はこのあと何かあるのだろうか。
はたまたもう飲んできた帰りなのだろうか。
日曜日の昼下がり、たまには軽く1人飲みも悪くない。
そして、帰り道では「天使にラブソングを」を聞こう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます