青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)109 美樹がふ~んと言って、うんと高い物を貰いなさいよと言うと、ハイと小百合が言ったので、真一はやべ~と冷や汗をかいたのです、食事が終り食堂を出て一旦アパート
青春の群像(第3部)109 美樹がふ~んと言って、うんと高い物を貰いなさいよと言うと、ハイと小百合が言ったので、真一はやべ~と冷や汗をかいたのです、食事が終り食堂を出て一旦アパート
青春の群像(第3部)109
美樹がふ~んと言って、うんと高い物を貰いなさいよと言うと、ハイと小百合が言ったので、真一はやべ~と冷や汗をかいたのです、食事が終り食堂を出て一旦アパートに戻り一服して、
いると、小百合ちゃんと何の約束をしてといるのと聞くので、合格したら、小説家が使う高い万年筆をプレゼントする約束だよと言うと、ふ~んそうなの、まあいいわ、そう言う事にし、
とこうと言ったのです、
それでは明日からいないので頑張ろうと唇を重ねるので、洋服を脱がせ下着を剥ぎ取り、自分も裸になって燃えあがったのです、行為が終るとこれでよしと美樹が洋服を着て、家に電話、
して車で迎えに来てくれるように頼んだのです、程なく迎えに来たので送っていくよというと、ありがとう、その後車で新宿まで行けばいいよと言うので、2人で車に乗り込み美樹の家、
に向かったのです、
程なく着き皆に挨拶して、車借りますと言うと車に乗り込み新宿に向かったのです、店に入ると岬が鎌倉はどうだったと聞くので、今年も無事に夏のバイトは終りそうだよ、明日から、
2日ウラジに行く事になったので、お店休ませてと言うと、いいわよ、その代わりお土産かって来てと言うので、ウラジのお土産は何だろうと言うと、北の寒いところでしょうウオッカ、
とかカニではないのと言うので、
分かったよ美味しいカニを貰ってこようと言うと、貰うのと聞くので、タダで送り返すのだ、全少佐にたかるのさと言うと、岬がなる程飛行機賃代わりだねと笑ったのです、今日は久保、
さんが来ると言っていたよ、又ジョージをつれて来るのかしらと言うので、何かを頼むつもりではないだろうなと言うと、多分いきがけの駄賃をやらせるんではと言うので、まったく人、
をこき使うつもりだなと言ったのです、
暫くして久保とジョージが入って来たので席に案内して、水割りを作り乾杯すると、久保が久保田君から聞いたと思うが明日から宜しく、書類は預けてある、明日山本君が2人を連れて、
行くよと言ったのです、ジョージが2人の引渡しには米国も承知しているよと言うので、こんどは何を頼むのと聞くと、さすがわ真一君だと言うので、2人でくる時は必ず頼み事がある、
に決まっていますと水割りをグイ飲みすると、
ついでだからいいではないのとジョージが笑い、日本の国防にも関する事なんだが、日本の繊維会社がレーダー派を吸収する素材を開発したんだよ、この繊維を塗料に混ぜて機体に塗る、
と、レーダ派を吸収するので、敵のレーダには映らないわけだ、すでに米軍では戦闘機に塗りこんで試験を開始して、実用段階までこぎつけたのだ、これは対共産圏輸出禁止品目に規定、
されたのだが、
ソ連が裏で手にいれようとしているらしいのだ、手口はその繊維会社から、日本の企業が買ってソ連に流そうと言うわけだ、その企業はソ連からカニ、鮭などを買い付けている常盤産業、
と言う、青山に本社のある貿易会社だ、明日のチャーター便でウラジに行くそうだ、勿論それを持ち出すのではないだろうが、受け渡しの相談をウラジでするのでは無いかと我々は見て、
いる、
ウラジに潜入しているCIAの工作員が調べているが、実態は把握していない、どうも他の機密もこの会社の手でソ連に流れている疑いが、ある、今回の早期警戒機配備計画もソ連に渡って、
いるとの二重スパイからの情報もある、そこで、真一君に探って欲しいのだよと言うと、ソ連に知り合いはいませんよと言うと、中国保安部の王大尉が今中国領事館付きでウラジにいる、
だろう、
何か情報を掴んでいるかもしれないと言う訳だよと言ったのです、久保が日本の国防にも係わる問題だ、ウラジの領事館で情報収集しているが、今一かんばしく無いわけなんだ、相手は、
ソ連情報部のコルチエンコ少佐だと思われるが、誰も彼の顔は知らないのだ、ウラジにいる事は間違いないと言う情報だと言ったのです、そうすると、どうやって受け渡しをするのか、
を調べろと言うわけですねと聞くと、
そこまで分れば常盤産業を摘発できるんだがと久保が言ったのです、更にもう一つ、今回の早期警戒機配備はソ連、中国、北は承知している、そこでそれに探知されない潜水艦を作る、
必要があるが、日本の工作機械は優秀で探知されにくいスクリューを作る事ができる、この工作機械も対共産圏輸出規制品目になっている、これは空軍、海軍の能力の低い北がもっと、
も手に入れたいのだよ、
常盤産業はこれも裏で北へながそうとしていると言う情報もある、今回は全少佐が引き取りにウラジに来るらしいが、この常盤産業の常務である稲垣に接触するんではないかと思って、
いるわけだと言ったのです、それで私しにウラジに引き渡しに行けと言う事ですかと言うと、まあ、そう言う事だ外務省職員だからねと久保が言うので、なる程断れないわけだと笑う、
と、色々押し付けてすまんが、
真一君が一番適任と言う事なんだと久保が言うと、ジョージがこの前のミサイルを取り返してくれたお礼と、今回の工作資金にしてくれとアタッシュケースを渡して、中に10万ドルが、
入っている、ソ連でもドルは通用するよと言うと、久保が外交特権があるので手荷物検査はないよと言ったのです、受け取ってスタフに事務室に置くように頼んで、用はそれだけです、
かと言うとそうだと言うので、
もう1人外交官のパスポートを用意してくださいと、名前、住所を書いてわたし、彼女はどんな金庫も5分以内であけられます、是非連れて行きたいのですと言うと、なる程と言うと、
立ち上がり、電話して用意させる明日山本君に空港で渡してくれるように、段取りしょうと言ったのです、久保が電話しに行くと、ジョージが凄い助手をもっているんだね、それで、
一連のミッションの成功した理由がわかったよと感心したのです、
久保が帰って来て用意はするそうだ真一君と同じ外務省アジア局の職員と言う身分だと言ったのです、それでは女の子を呼びましょうと亜紀と里佳子を呼んで席につかせ、ごゆっくりと、
席を外れたのです、岬が傍に来て行きがけの駄賃だったでしょうと言うので、そうだよと苦笑いして、その件でちょっと出てくると言って、着替えてパールに向かったのです、パールに、
行くと、
ママが又新しいミッションですかと言うので、すみません又亜子を貸して欲しいんですと言うと、ハイ、ハイ、いつでも大丈夫ですよと、スタッフに亜子を呼ぶように言ったのです、亜子、
が席に座り、休む暇がありませんねと乾杯するので、すまんな、海外は美樹担当なんだが、まだピッキングが出来ないので、どうしても亜子が必要なんだと言うと、ハイ、頑張りますと、
笑ったのです、
ミッションの内容を話すと、まあ海外ですか始めて行きますと言うので、北の果ての大地だよと言うと、カニが美味しそうですねと言うので、安くて沢山食べられるよと言うと、ママ、
が亜子お土産を宜しくと言うので、ハイ沢山買って来ますと言ったのです、それでは店が終ったら用意をしてトンボに顔だして、ママ、装備を亜子に渡してくださいと頼み、とりあえ、
ずと水割りで乾杯したのです、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます