青春の群像(第3部)91 回収する事が可能です、米軍がくるまでの間に回収して父島にもどり、ヘリで静岡に行き別な船に載せ変えるつもりです、米軍がきずいて船の臨検をしても見つからないわ


青春の群像(第3部)91


回収する事が可能です、米軍がくるまでの間に回収して父島にもどり、ヘリで静岡に行き別な船に載せ変えるつもりです、米軍がきずいて船の臨検をしても見つからないわけですと言うと、

ヤツパリ氷川水産の漁船はダミーなのねと美樹が言うので、多分そうだろう、ゴルフ場のヘリとは考えたもんだな、しかしあくまでも推測にしか過ぎないので現地を確める必要があります、

緊急用のヘリを用意してくださいと言うと、


今から桜田門の警視庁のヘリポートに航空自衛隊習志野空挺隊の大型ヘリを要請します、このメンバーは全員乗れます、乗れば3時間でつけますと言うので、それでは頼んでくださいと言、

って、パールに寄り装備を取っていきますと言って、手分してタクシーに乗り警視庁に向かったのです、屋上に行きまっていると程なく大型へりが着陸したのでみんなで乗り込んだのです、


ヘリに乗ると川上1佐とパイロットの根本2尉です、皆さんのサポートをします、おやしおとわかしおには国籍不明の潜水艦がいれば追尾するように言ってあります、又百里基地にはF105、

が待機させてあり、いつでも出動できますと言ったのです、もし北が輸送機を撃墜したら米軍はだまっていませんよ、沖縄にいる空母が東シナ海に出動します、中国は領海ギリギリ、

に艦隊を並べます、


一気に緊張が高まり、北は38度線に数個個師団を出動させて、これに在韓米軍と韓国軍が対峙する事になります、何とかして阻止しなければと言うので、これで北の潜水艦が近くにいれば、

大変な事です、米軍は東シナ海を封鎖して、北の潜水艦が中国領海を通って北に戻ろうとすれば、米軍は中国領海に進行してこれを撃沈するかもしれません、そうなると中国がだまって、

いませんと言ったのです、


川上一佐に米軍の厚木からグアムへの定期便のルートがはっきりわかりますかと言うと、海図を広げてこの線のルートを飛行するはずですと言うので、見ると父島の直ぐ傍を通ります、

ここの水深はと聞くと、父島から5kmは水深20から40mです、その後はマリアナ海溝になりますので、水深1000m以上ありますと言ったのです、そうすると、父島のこの片半分が攻撃地点、

と言事になりますと指さすと、


小型のロケット発射筒をもっていれば、モータボートからでも発射できます、輸送機は動きが鈍いので、よけられないでしょう、熱線追尾ですからエンジンに向かって飛来するはずです、

片方がやられても墜落はしませんが、海上に不時着する事になります、核弾頭を積んでいれば父島から5km以内に不時着しょうとするはずですと言ったのです、3時間で父島のヘリポート、

に着陸したので、


父島グランドホテルで警察手帳をみせて全少佐の顔写真を見せると宿泊していないとの事です、ヘリで来た客を聞くと、ヘリできたかどうかは分りませんが、3名の男の人はこの人達です、

と言い、いずれも日本人との事です、ともかく部屋を取り、その者達を監視する事にしたのです、フロントの者をラウンジに連れて行き何処にいるかを聞くと、3人はと目配せするので見、

ると確かに日本人です、


田中に監視を頼み、二階の居酒屋にはいり酒とツマミを頼んだのです、奴はこなかったのか、あの3人は在日朝鮮人かもしれないと言うと、後の3人は何処に行ったのかしらと美樹が言う、

ので、クルーザを借りてそこにいるのかも知れないと答えたのです、次ぎの日はその3人づれはゴルフ場に行つたので、ハズレか、クルーザをあたろうと港に行聞き込みすると、今朝、

早く大型クルーザが港を出て行ったとの事です、


一佐が後1時間でここの沖を通過するはずです、ヘリで見回りますかと言うと、こちらが撃墜されるかもしれません、危険ですのでどうなるか見守るしかありません、今から場所を特定、

するのは無理だと思いますと言ったのです、港で大型クルーザとスキュバーの道具を借りて待機する事にしたのです、やがて爆音がして米軍の輸送機が沖を通過しましたが、別段何も、

起こりません、


諦めるはずはないがと言うと、ヘリで追いかけましょうと言うので、機材をヘリに移しかえて乗り込み、離陸して後を追いかけたのです、輸送機の方が早いので追いつく事はできません、

がと一佐が言たのです、もうすぐ母島ですと言うので見ると、前方に島影が見えて来たのですが、輸送機は見当たりません、暫く行くとパイロットが右2時の方向に何かが浮かんでいます、

と言うので、


近付くと人が手を振っています、下降するとべ軍の迷彩服を着ています、はしごを垂らして捕まえさせて引き上げるて、どうしたんですかと聞くと、何者かがロケット弾を発射したようで、

左エンジンに被弾して不時着したんです、ここは潮の流れが速くみんなはバラバラになってしまったんですと言うので、付近を捜索すると全部で6人が波間に漂っています、一旦母島に着陸、

して、


漁船に乗り現場に向い、次々と漁船に引き揚げたので、1人の男が輸送指揮官のスミス少佐です、グアムへは連絡しましたので、時期に救難ヘリがきますと言うので、ロケツト弾と言う事、

ですが、近くに船はいましたかと聞くと、いや、何もいなかったのだが、後方から飛来したので母島の何処かから発射したのかもしれないと言ったのです、輸送機はと聞くとここから約、

4㌔南の海上に不時着したが、


機体は海に沈んだと言うので、これで乗員は全部ですかと聞くと、そうだと答えたのです、核弾頭はときくと、そんな物は積んでいないと言うので、シークレットと言う事は知っていますと、

言うと、貴方達はと聞くので警察の捜査官です、テロを起こすと言う情報があり、米軍に知らせましたが、核弾頭運搬なので協力は拒否されたのです、北の工作員のしわざです、今頃核弾頭、

を回収しているでしょうと言うと、


なんと言う事をと絶句したのです、場所を教えてくださいと言うと、ここから南にと言うので、機首を南に向けたのです、船は何処にもいません、島影に隠れているんだろう、私が潜って、

見てきましょうと、酸素ボンベを担いで、海に入り潜っていたのです、右方向に進んで行くと、輸送機がそこに沈んでおり、水深は20m位いです、近付くと何人かが中で何かをやっている、

みたいです、


こちらに気がついたみたいで、水中モリで攻撃して来たのです、人数を数えると5人います、彼らは水中バイクをもっており、それに小型核弾頭1個をくくりつけて島の方に逃げていった、

のです、足ヒレでは到底追いつけません、水面に浮上して合図を送ると、ヘリが来たので乗り込み、ヤッパリいました、彼らは核弾頭1個を奪って島の方へ逃げていったと言いヘリを上昇、

させて付近を捜索したのです、




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