青春の群像(第3部)64 それでは亜子はもう少し借りておきますと言って店を出てトンボに向かったのです、山本が来ており、あれからあのルポライターは伊東と接触して、慌てて伊東は赤坂の


青春の群像(第3部)64


それでは亜子はもう少し借りておきますと言って店を出てトンボに向かったのです、山本が来ており、あれからあのルポライターは伊東と接触して、慌てて伊東は赤坂の料亭に行った、

そうです、暫くして根元が現れ、遅くまで密談していたそうですと言うので、明日は入札延期と可奈より金庫から総て持ち去られたと聞いて、腰を抜かすでしょう、多分証拠隠滅の為、

あの3人の口封じをやろうとするはずですと言うと、


3人には2人づつ刑事が張り付いています、奴らが行動を起こせば現行犯逮捕します、しかし、金庫の中身を盗むとはまったくの違法捜査ですよと言うので、証拠は残してありません、

可奈と伊東はあそこに入っていた麻薬がなくても3人のホステスが可奈が売人だと言えば逮捕できます、金庫はガサいれすれば見つかるでしょうが、中身は空っぽです、何が入って、

いたか聞いても、


中身が5000万と麻薬に恐喝する美人局で仕入れた情報だとは言いませんよ、まあ、麻薬の密売で起訴できるでしょう、伊東と根元は殺人教唆と言うところですかね、どこに隠したか、

聞いても僅かの金が盗まれたと言うでしょうが、相手も分らず、そんな証言は採用されませんよと言うと、どうするつもりですかと聞くので、塚田に話した事を言うと、なる程悪銭、

が良銭になるわけだと言ったのです、


しかし根元はずる賢い奴ですねと言うので、次官が録音していたと知って驚きますよ、マスコミに流されたらお終いですからね、いま頃は取り返す事で頭が一杯なのに、明日の入札、

延期を聞いてさらに驚き、諦めて証拠隠滅に走りますよと言うと、明日以降が天王山と言うわけですねと山本が言ったのです、店に田中から電話が来て、可奈はマンションに帰り、

暫くしたら、


タクシーに乗り赤坂の料亭に行ったそうですと言うので、真一が今日は奴等は一睡もできないなと酒を飲み干したのです、引き続きマークするように頼んで、それでは明日又と言って、

タクシーにのりアパートに戻ったのです、その頃伊東は可奈から金庫の中から何者かが総て持ち去ったと聞いて、麻薬とノートもかと聞くと、そうだと言うので、金庫破りなら現金だ、

け持って行くはずだが、


麻薬とノートまで持っていったとなれば、どこかに持ち込んで売りさばくつもりか、いったい何者なんだと言うと、根元がいくら入っていたんだと聞くと、5000万と10kのヘロインに、

美人局で仕入れた情報を書いたノートだと言うので、それが警察にでも渡ればお前はおしまいだぞ、何と言う事だとうなったのです、伊東が追求されないように3人の女は始末します、

と言って、


配下を呼び今から3人の口を塞ぎますと可奈と配下をつれて裏口から出ていったのです、根元は林に明日テープと写真を交換するんだ、その前に写真をカメラに取りネガを作っておき、

テープを取り返した後に再び脅せばいいと言ったのです、伊東達はまずあかりの住んでいるマンションに行くと、マンションの少し離れたところに車が止まっているのに気づき、配下、

に見てくるように言ったのです、


配下が見に行き帰ってきて、デカが2人見張っていますと言うので、くそ~俺達をおびき出すつもりか、しかたない、今日は引き揚げよう、おびきだすつもりだろうから接触しなければ、

俺達は検挙出来ないはずだ、明日純度の高いヘロインを渡し、警察がマークしているので、暫くは何処かに3人で旅行するように言うのだ、そこでそのヘロインを打てばショック死する、

だろう、


死人に口なしだトイレのブツと注射器は廃棄するのだと可奈に言ったのです、お前は警察に呼ばれても薬をやっているとは知らなかったととぼけるんだ、家宅捜索されるので金庫には、

200万位いれておけ、ブツはないのだから、直ぐに解放されるよと金を渡したのです、可奈は家に帰り伊東は裏口から料亭に戻ったのです、根元にこの事を言うと、我々もマークされ、

ているな、裏口から抜け出すのだと言うと、


みんなは秘かに裏口から抜け出したのです、翌日に入札延期の発表があり、これを聞いた根元は畜生中野の奴、これがあるので俺と手を切ったのか、だが付帯設備は入札になるだろう、

その分だけでも入札に成功すれば5億か10億は手にはいるはずだ、計画はそのまま実行実行しよう、最悪は林を始末して口を塞げばいいと伊東に言ったのです、可奈は店に出てきた3人、

に、


警察にマークされている当分美人局は中止だ、3人はしばらく何処かに旅にでるのだと、禁断症状ほ抑える為に通常の麻薬を打たせ、麻薬一月分だと麻薬と現金50万づつを渡して今日は、

このまま店につとめて、明日から旅行に行きクスリがなくなったら連絡するように言い、確証はないので捕まる事はないと言ったのです、この3人は相談して別々の旅行は不安なので、

一緒にまずは伊豆の温泉に行く事にしたのです、


真一は山本が入札課長は林と地下の喫茶店で落ち合いテープと写真を交換したそうです、あの3人に伊東は接触せず通常通り店に出てアフターには行かずマンションに戻ったそうです、

と言うので、美人局はやめたんだな、我々がマークしていると気づいて、手を出すのをやめたのでしょう、このまま引き下がるとは思えません、引き続きマークして下さいと頼んだ、

のです、


山本が中々しぶとい連中ですねと言うので、こちらにも事務次官に言ってテープの複写はしてあります、暫く様子をみましょうと言ったのです、翌日になり山本から3人は昼過ぎに新宿、

から伊豆下田行きの特急に乗り込みましたので刑事が後をつけていますと言うので、直接手を下す事は諦めたのたな、3人を確保してください、必ず麻薬を所持しています、恐らく可奈、

が純度の高いヘロインを渡し、


ショック死させて口を封じるつもりですと言うと、わかりました熱海で検挙しますと言ったのです、暫くして山本から電話が入り、熱海で職務質問して荷物を検査しましたら麻薬と注射、

器を所持していましたので、薬物取締法違反で検挙して、今、警視庁に護送していますと言ったのです、わかりました私も警視庁に行きますと言って、警視庁に向い生活安全課に顔を出、

すと、


課長が出迎えて今新宿駅についたそうです、30分もすればこちらに到着するでしょうと言うので、待っていると山本が3人を連れて来たので、さつそく取調べが始まったのです、鑑識で、

ビニールに入っていた麻薬を調べてもらうと、高純度のヘロインで一袋を水に溶かし注射すればショック死する量だとの事です、この事を3人に言って、可奈は貴方達にこれを打たせて、

ショック死させるつもりだったんだぞ、


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