青春の群像(第3部)50 これはあんまり顔を出さない方がいいな、ばれると厄介だな、しかし、久保田局長とは面識がないんだろうか、あれば出入りするはずはないがと思ったのです、常務だと


青春の群像(第3部)50


これはあんまり顔を出さない方がいいな、ばれると厄介だな、しかし、久保田局長とは面識がないんだろうか、あれば出入りするはずはないがと思ったのです、常務だとすると、どこの、

部署の担当か後で亜紀に聞くかと思っていると、ママがしおりちゃん大活躍だね、院長がしおりちゃんに言い寄られて困っているわと笑うので、亜紀のついている磐田さんは誰の客と聞、

くと、


亜紀が連れてきたのよと言うので、そうなんだと言うと、磐田さんがどうかしたのと聞くので、亜紀に惚れているとしおりが言っていたもんでと言うと、そうなの亜紀はタイプじゃない、

みたいなのよ、亜紀が言うには男前でいい人らしいけど、亜紀が名刺に書いてある会社に電話したら、いつもいないので、本人を問い詰めたら、いつもいるのは違う会社だと分って、


口説いてるくせに、電話がかかって来ると厭だから、違う名刺を出したんでしょうと言ったら、自分のプライベートを会社に知られたくなかったんだといい訳したらしいの、3年前からの、

知り合いらしいけど、いつもいないので忙しい人だと思っていたらしいけど、私の店に移ってオープン日に来てくれるように電話したら、案の上いなくて思い切って大事な用があると言っ、

たら岩村建設の番号を教えてくれてそこの常務だとわかったそうなの、


亜紀はあんな性格だから、無理して来てくれなくていいと言ったら、本当に惚れているんだと言って、今妻とは別居中でもう少しで離婚できるので、結婚してくれと言っているそうよ、

亜紀は厭だと思っているけど、いい客だからむげに出来ないと言っていたわと言ったのです、店も終番に近づき1人、2人とアフターに出て行ったのですが、亜紀のお客はまだいます、

亜紀がお手洗いに立ち、


真一の傍に来てマネージャーしおりちゃんはアフターに行ってくれないかなと言うので、院長についているけど、院長は誘わないと思うよと言うと、岩田さんに付き合ってくれるよう、

頼んでと言うので、どうしたのと聞くと、私は厭なのと言ったのです、院長にしおりを借りて、亜紀が行けないので、磐田さんのアフターに付き合ってくれと言っているがと言うと、

いいわよと言うので、


亜紀の席につけて、院長の元に亜紀がきますので暫く僕で我慢して下さいと言うと、いいよ、亜紀はその客とアフターに行かないのと聞くので、なんか、厭なそうでしおりちゃんに行、

って貰うようにしましたと言うと、そうかそれは助かった、しおりはいい女だけど、まいってしまうよと言うので、それでは亜紀ちゃんとどうですかと言うと、ばか言え僕はこれが、

待っているんだよと言うので、


純子さんですかと聞くと、そうだよ、今日は待っていてくれと言うから、ここで時間潰しているんだよと言って、今日は覚悟しなさい亜紀をつれて行くんだなと笑ったのです、まいった、

なあと言うと、いい女ではないかと言うので、身内に手をつけてはいけないのですと言うと、一回くらい希望をかなえてやれよと言ったのです、亜紀が帰って来て、納得したわ、よかっ、

た院長ありがとうと言うので、


どう致しまして、これで今日は真一君とラブリンモードだねと言うと、嬉しいと喜んだのです、院長がもうこんな時間だ、それではコレがまっているんでと席を立ち帰っていったのです、

それではマネージャー行きましょうと言うので、店長にまだ覚えていたよと言うと、しかたない美味しい物ご馳走すると約束したんだろうと言うので、どんな高い物をねだられるんだ、

ろうと笑うと、


大丈夫だよ高いと言つてもたかが知れているよと笑ったのです、店長がママに耳打ちすると、そうなの、上がっていいわよ、うんと、美味しい物ご馳走してと笑ったのです、亜紀がハイ、

用意出来ましたと言うので、ママが勝負パンツもはいたと言うと、亜紀が勿論と言うので、店長が何で勝負パンツが必要なのと言うと、ママが美味しい物は勝負ハンツを履いて食べるの、

よと言うと、


店長がそうなんだと言ったのです、ママに小声で人の事だと思ってと言うと、自業自得だねと笑って送り出したのです、亜紀を連れてどこが良いと聞くと、真一さんのお勧めでと言うの、

で、そうだいつもの小料理屋だと思い、店に入るとまあ珍しい、ここに女の人をつれて来るなんてと女将が言うので、同じ店の亜紀ちゃんだよと紹介すると、あら岬ママの店の人と言う、

ので、


亜紀といいますと挨拶したので、日本酒に何か美味しい物をと頼むと、ハイ、タイのカルパッチョに帆立焼きがあるわ、真一さんは、丸干しと高菜漬けねと言うと、亜紀が帆立大好き、

ですと言うので、それでと頼んだのです、日本酒で乾杯して一口飲み、いけねえ~と言うとどうしたのと亜紀が聞くので、いや、なんでもと言って、まずい、この日本酒でいつも失敗、

している事を思い出したのです、


美智子が傍に来て、あら、ステキな方ねと言うので女将がお店の方だそうよと言うと、美智子といいます真一さんのフアンなんですよと言うので、亜紀がそうなの私もフアンなのと言い、

美智子が酌をして、それなら、ライバルと言うところですねと笑うので、亜紀が美智子さんもどうぞと酌をして乾杯したのです、亜紀が美智子さんはとても和服が似合うのねと言うと、


亜紀さんこそ可愛いし、お店では凄くお客さんにもてるでしょうと言うと、真一がそうなんだよ、いつも大活躍なんだと言うと、亜紀が今日は厭な奴が来たので真一さんに助けてもらっ、

たのよと言うので、今頃はしおりが口説かれているかもよと言うと、いいのよ、しおりちゃんを好きになってくれると大助かりだわと酒を飲み干したので、美智子がこにも厭な奴が来る、

んですよと言うと、


噂をすると陰で来てしまうわよ、今日も噂をしたら来たのよと言うと、美智子がまずいと酒を飲み干したのです、戸がガラ、ガラと空いて男が入ってきたので女将がいらっしゃいと言うと、

美智子が来やがったと言うので、亜紀があの人と言うと、ええと小声で言ったのです、ママが料理を出して、私が相手するわと奥のカウンターに行きボトルを出して水割りを作ったのです、


そのうち呼ばれるよと笑うと、誰がいくもんですかと、小声で言うので、言ったら私がカウンターに入るから、美智子さんは真一さんの横に、座ってと言うので、お客さんなのにと言うと、

まかしておいてと酒を飲み干し、真一にも酒を注いでさあと言うのでのみ干すと、そのお客は機嫌が悪いようで女将が困っています、それでは行くかと亜紀が立ちあがり、カウンターに、

入り、


美智子さん真一さんの隣にと言って、女将に私が変わりますと言って、そのお客の前に行き、亜紀といいます宜しくと言うと、ボトルの名前を見て山田さんですね、ターさんと呼んでいい、

と言うと、ヤーさんじあないのと言うので、それではコツチ系の人になるでしょうと言うと、なる程そうか、気を使ってくれた訳だと言って、いつは入ったのと聞くと今日からです、今日、

まで体験入店なのよと言ったのです、


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