青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)47 中野組の若頭でもあり関東建設の秘書室長でもある山波が、君達はこの戦いを左右する大本営の参謀である、知恵を出して社長を補佐してほしいと言うと、専務がわかり
青春の群像(第3部)47 中野組の若頭でもあり関東建設の秘書室長でもある山波が、君達はこの戦いを左右する大本営の参謀である、知恵を出して社長を補佐してほしいと言うと、専務がわかり
青春の群像(第3部)47
中野組の若頭でもあり関東建設の秘書室長でもある山波が、君達はこの戦いを左右する大本営の参謀である、知恵を出して社長を補佐してほしいと言うと、専務がわかりました幹部一同、
奮闘努力しますと言うので、中野が精神論は意味をなさない、実直に現場を指揮してくれたまえ、まずは出陣式だと言うと、秘書がみんなにシャンパンを注ぎいざ出陣と中野が言って、
グラスを飲み干したのです、
解散すると銘々は自分の部署に戻って行き、山波が村上捜査官は少佐に火をつけたみたいですねと言うので、まったくだな、彼を見ていると、親子ほど歳が違うのに、むしょうに挑戦し、
たくなるよと笑ったのです、真一は昼間の講義はうけなくても済むようになったので、日中は暇になりアパートでゴロゴロしいると、山本から電話があり、根元議員は事務次官凋落は、
諦めたみたいですと言うので、
どうしてと聞くと、根からの堅物だそうで、今の大臣から嫌われているのはそのせいだそうです、政治家との懇親会には出席するそうですが、内部の情報は一切漏らさないそうなんで、
今までも色んな政治家が接触したそうですが、いずれにもなびかないそうなんですと言うので、役人にしては珍しい人だねと言うと、役所ではそんなに堅物ではなく、懇親の為の裏金、
が見つかっても、
知らん顔しているそうです、内部告発しても握りつぶしているようで、参事官が良いんですかと聞いたら、政治家に比べれば可愛いもんだろうと笑っているそうで、腹の内は読めない、
人物だとの事ですと言ったのです、そうすると、その下の入札部長か課長に矛先をかえますねと言うと、これが又事務次官の信望者みたいで中々上手くはいかんだろうと、局長が言っ、
ていましたと言うので、
諦めるはずはない、中野が乗らないとすれば、違うヤクザを使ってその2人の弱みに付け込み、言う事を聞かせようとするのではと言うと、懇意にしているのは日本興業の傘下に入って、
いる池袋を島内にしている伊東組と言う事になりますが、日本興業は会長代行が麻薬、人身売買は絶対やるなと言っているそうで、伊東は刑務所にいる若頭と兄弟分の盃を交わしてい、
るそうで、
会長代行には反発しているとの事ですと言うので、多分そいつを使って何かを仕掛けるつもりでしょうと言うと、伊東組をマークしている所ですと言うので、出入りしているクラブは、
と聞くと、愛人に銀座でクラブをやらせているそうです、銀座8丁目の蜃気楼と言う大箱の店で、政治家も沢山出入りしているそうですと言ったのです、その辺に連れて行って何かを、
やるかも知れませんねと言ったのです、
電話を切りその店にもぐりこむ方法はと考えて、政治家が出入りするなら須藤も出入りしているだろう、須藤にでも頼むかと思ったのです、ブラブラしている内に夕方になったので銭湯、
に行き、汗を流してアパートに戻り、久しぶりに由美の店で夕飯を食べる事にして渋谷に向かったのです、店に着くと由美がいらっしい、随分ごぶたさねと言うので、色々忙しくてと笑、
い、
教育実習はと聞くと、なんで知っているのと言うので、しまったと思ったが、学食でこの前弘美に会い、由美はと聞いたら都立高校へ教育実習に行っていると話していたよと言うと、
ふ~ん、この前弘美が来たけど真一と会ったなんて言っていなかったな、さてはと顔を覗き込むので、浮気なんかしていないよとチーフが出したハイボールを飲むと、由美がまあいい、
わ、
あんまり詮索すると嫌われるからねと乾杯したのです、実習はどうだったと聞くと、最近都立高校は落ちこぼれが多いんだって、私が挨拶すると上から下まで舐めるように見るのよ、
あの位の歳でもうさかりがつくのと聞くので、都会の学校はませているんではと言うと、クラスの誰かとやっているのかしらと言うので、何年生と聞くと2年生だよと言うので、それ、
はやっているよと言うと、
真一もそうだったのと聞くと、うん、と言うと、そうか大学までバージンだったのは私くらいのもんなんだと言ったのです、真一が子供としてみる事が間違いなんだよ、もう身体は、
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タンクトップなどの、
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と、
明日も実習だから、何か面白い雑学を教えてと言うので、わかった、それでは由美も左甚五郎と言う名大工の名前は聞いた事があるだろうと言うと、あの日光東照宮の見ザル、言わザル、
聞かザルを彫った人でしょうと言うのでそうだよ、この甚五郎は江戸時代初期に播州明石と言うから、明石海峡のある兵庫県の生まれで京伏見で大工の棟梁平次の弟子となりメキメキと、
腕を上げたのだそうだ、
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