青春の群像(第3部)18 翌日は合弁会社に顔を出して、帰国の挨拶をすると社長がお疲れ様でした、操業も順調で売り上げも延びています、時期に国交も正常化されるでしょう、いつでも来てく


青春の群像(第3部)18


翌日は合弁会社に顔を出して、帰国の挨拶をすると社長がお疲れ様でした、操業も順調で売り上げも延びています、時期に国交も正常化されるでしょう、いつでも来てください、発展した、

会社を見てくださいと言うので、楽しみにしていますと握手をして分かれたのです、山浦には横領した金は返却して貰う事になると思うが、まだあるのと聞くと、使わずに貯金してありま、

すと言うので、


日本に帰り社長と相談する、会社にはそのまま残れるようにしてもらうよと言うと、お願いします、今後は悪い事には手は貸しませんと言ったのです、会社を出てホテルに戻り、荷物の、

整理をして、帰国の用意をしたのです、翌日には中尉と一緒に北京空港に行きウラジ行きのソ連機に乗り込み北京を後にしたのです、二時間でウラジに付くと鈴木が出迎えホテルに案内、

して、


明日羽田行きのチーター便がでます、席を確保しましたので3時間のフライトで着きますよと言ったのです、今日はウラジを楽しんでください、中尉案内役をお願いしますと言うと、中尉、

がわかりました、今日でお別れですね、ロシア料理の店に案内しますと言うので、部屋に荷物を置き町に出かけたのです、町中を散歩してレストランに入りワインで乾杯したのです、


食事をしながらこれからモスクワとはご苦労な事だねと言うと、仕事ですから仕方ありません、食事が終ったらお部屋で最後のお酒をのみましょうと言うので、そうだねと承知したのです、

食事が終り、ソーセージとワインを持って真一の部屋に行き再び乾杯したのです、中尉が手を引いてベットに、誘うのでドレスを脱がせて燃え上がったのです、行為が終りあっと言う間で、

したと手を握るので、


又会えるよと言うと、ええと言って胸に顔を埋めたのです、何回か燃え上がって、そのまま寝入ってしまったみたいで、中尉の呼ぶ声で目をさまして、シャワーを浴びて洋服を着てレスト、

ランで朝食を取り、一服して空港に向かったのです、搭乗手続きをすると、鈴木が後1時間で離陸しますと言うので、二階のレストランに行きビールを頼んで中尉と乾杯したのです、あの、

渓谷の写真はよく取れていたよと言うと、


戦闘写真は除いておきましたと言うので、あんな物みせたら皆が驚くよと笑うと、そういえば彼氏の事はきいていなかったがと言うと、いればボスに抱かれませんよといい、モスクワで、

捜して来ますと笑ったのです、時間になったので立ち上がり中尉の手を握り、それではと言ってゲートを潜り車でチヤータ機へ行き、中尉に手を振って乗り込んだのです、飛行機は直ぐ、

に離陸して一路羽田に向かったのです、


3時間のフライトで羽田に着くと、美樹が迎えにきており傍に行くとお帰り、お父さんから聞いたわ、総て上手くいったそうでありがとうと言うので、これで会社も大丈夫だよと言うと、

それなら良いんだけどと言うので、何かあったのと聞くと、あの後会社の内情ももう一度調べたら、真一が言ったとおり、在庫の評価替えをして利益操作もやっており、銀行の融資金に、

バックリベートも払っていたそうなの、


これを追求すべきか頭をなやましているわ、追求すればこれからの融資に影響するそうなのと言うので、ヤッパリそうか色々と長年の膿がたまっているわけかと言って、帰ってお父さん、

と相談しょうと言うと、いつも真一に迷惑かけてごめんねと言うので、気にしなさんなと手を握ったのです、車で美樹の家行くと、お母さんがお疲れ様でした、今日は風呂にでも入って、

ゆっくりしてねと言うので、


風呂に行きゆつくり浸かって部屋に行くと、美樹がビールを持ってきて注ぐので飲み干し、美味いというと、色々楽しい事があったと聞くので、万里の長城に紫禁城、三渓谷は素晴らし、

かったよと写真をみせると、美樹は写真をみてまあ凄いねと驚いていたのです、それでは浮気調査といこうと手を引いてベットに連れ行き、洋服を脱がせ、自分も裸になり抱きついて、

唇をあわせ、久しぶりに燃え上がったのです、


洋服を着ると美樹はお風呂にいってくると部屋を出て行ったのです、暫くして食事の用意が出来たと言うのでダイニングルームに行くと、皆がそろっておりいつもの通りお爺ちゃんの祈、

りで乾杯して食事に入ったのです、お父さんが今回も真一君に大変お世話になった、これで粉飾はせずに済むと言うので、他にも色々と不正がみつかったそうですがと言うと、在庫の件、

に関しては、


徐々に適正評価に戻せば問題ないが、バックリベートと横領については見逃すわけにはいかないがと言うのでどうするんですかと聞くと、返還要求を内々にしたんだが、この事が公けに、

なれば、自分達は告発されるだろうが、会社は大きな痛手になり信用は失墜するので、全員の相談役退任で目を瞑ってくれないかと、開きなおられたよと言い、その通りなのでその条件、

を飲む事にした、


会社に残っている山浦君は返還を承知したので、現職のまま不問にする事にしたよ、問題はバックリベートだが、これは前社長が横領した1億5000万のうちの5000万が中央銀行の頭取に、

渡したと前社長が証言したんだよと言うので、関東銀行ではなかったんですかと聞くと、メインバンクではまずいと思い二番手の銀行に話しを持ち込んだと言う事だ、返還要求には頭取、

は応じたが、


今後の融資は渋るだろう、勿論表面上はそんな事はしないと言っているが、役員の反対にあっていると言う事でしなくなると思うと言うので、その穴埋めはと聞くと、関東銀行に融資枠、

を拡げてもらうしかないが、中央銀行が渋るとすれば難色を示すかもしれない、その場合は他銀に頼むしかないが、始めての融資となると過去の実績がないので、私の個人の財産の担保、

を要求されるだろうが、のむしかないだろうと言い、


お父さんにも了承はもらっていると言うと、お爺ちゃんがもし返済できない場合は財産を総て処分する事になるが、やもうえないだろう、私達は年金がもらえるので、それで生活できる、

伊豆の田舎には沢山の空屋があるのでそれを借りれば良いよ、美樹とお父さん、お母さんは、どこかにマンシヲンでも借りればいいだろうと言い、お父さんが申し訳ありませんと言うと、


お前が作った借金ではないが、人助けの為なのだ、気にする事はない、それに関東銀行の頭取が英断してくれれば、そんな事しなくても済むだろう、正直に言って話せばわかってくれる、

はずだよと言ったのです、美樹は頭取の息子の申し出を受ける決心をしていたのです、それを引き換えに承諾すれば何とかなるかもしれないと思ったからです、真一に言えば必ず反対し、

て、


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