青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)10 ポケットを探ると箱があり、開けると注射器が入っています、針先を舐めて、これは麻薬ですよと言うので、何麻薬をやっていたのかと言って、直ぐに保安部に知らせて
青春の群像(第3部)10 ポケットを探ると箱があり、開けると注射器が入っています、針先を舐めて、これは麻薬ですよと言うので、何麻薬をやっていたのかと言って、直ぐに保安部に知らせて
青春の群像(第3部)10
ポケットを探ると箱があり、開けると注射器が入っています、針先を舐めて、これは麻薬ですよと言うので、何麻薬をやっていたのかと言って、直ぐに保安部に知らせてくれと言うと、
中尉が電話をして救急車と保安員をよこすように言ったのです、副工場長に劉が麻薬をやっていた事は知っていたのかと聞くと、いや、全然知りませんでしたと言うので、最近誰か、
尋ねてこなかったか聞くと、
原料のチップを売り込みに男が来ましたと言うので、何と言う男だと聞くと、まってくださいと言って部屋に戻り、名刺を持ってきたので、中尉、香港の会社の人間だな、調べてみて、
くれと言うとハイと名刺を受け取ったのです、程なく紅少佐が現れたので、中尉が事情を話し、注射器を渡すと、部下に劉の部屋を捜索しろ、麻薬を隠しもっているはずだと言うと、
部下が捜索に向かったのです、
程なく戻って来て、机の中に3袋の粉の入った物がと言うので、袋を破り少し舐めて、麻薬だ押収品として保管しろと渡したのです、多分麻薬の量を間違って打ち、気絶したのでしょう、
連行して取り調べますと言うので、真一が工場長が麻薬をやっているなんて申し訳ありませんと言うと、仲間が他にいるかもしれません、王中尉、劉と親しくしていた者を調べてくれ、
と言って引き揚げたのです、
副工場長に劉と親しいものはと聞くと、本社の李秘書長と工場の金経理課長ですと言うので、連れて来てくれと言うと、呼びに行き、事情を話すと、そんな馬鹿なと言うので麻薬も見っ
かっている、言い逃れは出来ないぞと言って、残っていた保安部員に引き渡し、後は本社の李秘書長だそうだ、本社に行き保安部に連行しろと言ったのです、保安部員が了解しましたと、
敬礼して金を連行したのです、
副工場長にとんでもない事になったが、動揺しないで操業は続けてください、貴方がこの工場の責任者ですと言い、今までのところ人件費は整合正がとれているようです、これで工場、
の調査は終了しますと言うと、副工場長がわかりました、操業は支障なくやりますと言ったので、頼みますと言って中尉帰るぞと車に乗り込んだのです、中尉がこれでネズミはいなくな、
りましねと言うので、
それではフル操業を依頼しょう、本社に行ってくれと言うと、了解と言って本社に向かったのです、本社に着くと、保安員が李秘書課長を拘束して連れて行きましたがと言うと、中尉が、
事情を話すと社長はなんと言う事をと言って驚いたのです、聞いたと思いますが、政府機関が優先に製品を購入するとの事ですがと言うと、ハイ、営業部員をいかせて注文を取っていま、
すと言うので、
どんな具合ですかと聞くと、今の操業では間に会いません、3交代の勤務でフル操業になりますと言うので、夜の勤務は125%の報酬にしてくださいと言うと、わかりましたと言って、それ、
だけ出せば、労働組合も喜んで協力するでしょうと言ったのです、これで本部の援助なしでも十分利益がだせますと言うので、周首相が大喜びしますよと言うと、青江一派の妨害がないと、
いいんですがと言うので、
もし劉が麻薬密売にでもからんでいれば、青江一派も芋ずるですよ、今後はこの合弁会社には手はだしません、安心して国の為に増産に励んでください、隠匿した10億の内6億5000万は、
行方は掴んでいます、時期に返還されるでしょうから、本部に返済すれば、残り3億5000万となり、数年で返済できますよと言うとと、そうですね、これでお世話になった本部に恩返しが、
できますと言うので、
今後本部から無体な事を言ってきたら、私に知らせてください、皆さんに迷惑がかからないように処理しますと言ったのです、それでは、明日からは長江の旅にでます、何かあれば保安部、
の紅少佐に連絡してください、私に連絡してくれますと言うと、そうですか、いい旅をと言うので会社を出たのです、盗聴されていない電話はないのと聞くと、保安部の電話なら大丈夫、
です、
ウラジの日本領事館から日本国内まで掛けられますよと言うので、保安部に行き電話をウラジの領事館の鈴木にかけて、日本の本社に転送できるか聞くと、可能ですが盗聴はと聞くので、
盗聴されない電話だから大丈夫だと言って、本社の社長に繋いでもらったのです、美樹のお父さんがご苦労様、真一君の言うとおりに、ソ連経由で中国に援助する事になり、合弁会社、
の製品を、
政府機関が優先で買い上げる事をソ連が要請すると言う事だがと言うので、そうなりました、今月から注文が来ています、今までは昼間の操業だけでしたが、3交代制で操業する事になり、
今期から黒字になりますよ、それに不正請求の内6億5000万は確保しました、本社に返済するそうですと言うと、そうか、これで粉飾はしなくて済むよ、ありがとうと言うので、詳しい、
事は帰ってからです、
後一週間は中国にいます、今月の末には帰国しますと言うと、分かったみんなに伝えておこうと、言って電話を切ったのです、紅少佐が劉は目を覚まし、身に覚えはないと言っていますが、
証拠物件と体内から麻薬も検出されたと言ったら、謀略だと言っていますが、認められませんよ、隠し口座の事は司馬政治局員の指示だと言っていますが、司馬政治局員はまったく知ら、
ない、
劉とは面識があるが深い仲ではなく、横領を指示した覚えはないと言っています、まあ、証拠はないですから、劉と李と金の犯行と言う事になるでしょう、彼らは死刑にはなりませんが、
2度と刑務所から出れませんと言い、司馬は何かをするかも知れませんと言うので、私を狙うでしょう、そうすれば、日本政府は政情不安として合弁から撤退せざるを得なくなります、
そこで、
周首相の責任を追求して一気に失脚させて、5人組が政権を取るつもりです、青江夫人がからんでいますので、毛首席は追認せざるをえないでしょうと言うと、それはまずいと紅少佐が言、
うので、このままにして置けばこんどは、他の合弁会社、一番うま味があるのは鉄鋼の合弁会社です、製紙会社に比べれば沢山の横領ができます、どうしても今回の黒幕である司馬政治、
局員は失脚させる必要があるのですと言うと、
しかし、なぜそこまでと紅少佐が言うので、事のついでですよ、ここまでやったのですから仕上げは必要です、王中尉がついていれば鬼に金棒です、きっと司馬は馬脚を現して前面に、
出てきますよと言うと、まるで諸葛孔明と司馬忠達の戦いみたいですねと言うので、僕は諸葛孔明ほどは頭よくないですよと笑ったのです、何かあれば必ず連絡して下さい、戦闘機を、
出動させても救出しますと紅少佐が言ったのです、
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