危険!ローチ系(ドジョウの仲間)

 忘れていたが混泳水槽の辞典とする以上、避けてほしい魚種も記載しておく。

 混泳水槽をつくる上で避けるべきなのがドジョウの仲間である。

 コリドラスと同じように飼えるような気がするが、ドジョウの仲間は他種を襲う場合や夜行性が災いして他の種類のストレスになる可能性が非常に高い。


 特に見た目の美しいスモモローチは凶暴そのもので小型のサカナやエビは食べられてしまうか、あるいは目やヒレをかじり取られてしまう。その他の種類も普段は大人しくても、突然の素早い動きに本能的に反応して食いついてしまうことがある。なのでドジョウの仲間は基本単独で飼うようにしてほしい。


 模様の美しいシマドジョウや顔に愛嬌のあるマドジョウは混泳こそ可能だが、最終的には中型サイズ以上になるので60cm水槽以上が前提となる。それにそのサイズになれば小型サイズのサカナを食べる可能性がある。それ以外のドジョウ(ローチ)を混泳水槽に投入するのは厳禁である。特に食用に販売されているドジョウやエサ用ドジョウは劣悪な飼育環境により凶暴化しているのは確実である。


 あえておまけに記載するが、ドジョウを混泳させたいのなら中型熱帯魚との混泳が水換えの頻度的にも適切であろう。それでもトラブルの危険性はある。

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