ペンや服、靴が片方だけ、使用感そのままに、全く同じものが増えていく。状況はけっこうホラーなんですが、主人公さんの語り口が喜劇的で面白い。自分もこんな悲惨な状況には陥りたくないですw
ある日突然、何の予兆もないまま奇妙な現象に巻き込まれてしまった主人公。身の回りのあらゆるものに起き続ける異常事態はやがて「もの」を飛び出し…。果たしてこの後彼女たちはどうなるのか、この現象はいつ収まるのか、それは最早誰にも分らないこと。ただ1つだけ言えるのは、増えるのはワカメだけで十分、という事かもしれません…。