第10話 友人……。
今日は、仕事がお休みの日……。
正直、精神状態が非常におもわしくなくて、家でゆっくりしていたかったが
友人から釣りに誘われてしまい、行く事になってしまった。
本当は、ゆっくりしていたかったけど、誘いを断れなかった。
と言うのも、その友人は、もうすぐ本格的に仕事を始めるらしく、仕事が
始まったら、なかなか出かける事も出来なくなってしまう。
それを考えると、少し無理をしてでも誘いに乗った方が良かったかなと
思った。
で、釣りに誘われたのは良いけど……。
突然の雨、そして……。
雷。
なので、一応、今のところは中止の方向で話が進んでいる。
だから、今は家でゆっくりしている。
釣りに行くのも乗り気では無かったから正直、友人には悪いが雷雨に
感謝している自分が居る。
実は、人間恐怖の私が今、付き合っていられる友人が居るのは
私が無口で一人で居た高校時代、話しかけて来てくれた友人だ。
今でも喧嘩もした事は無く、ずっと友人。
いや、親友だ。
そんな親友に恐怖心は、少ししか抱かないものの……。
やはり、親友も人間である事には変わりなく。
精神状態が思わしく無い時は、親友ですら関わりたくは無くなる。
本当に、私は残念な人間だなと思う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます