趣味は軽く考えよう。
のっけからなんじゃらほい、なタイトルですが、外国人と話した時に感じたんですよ。「日本人は趣味と言うものをすごく真面目に捉えていないか」、と。
そのきっかけになった件ですが、ある国際交流のイベントで英語で外国人の方と話したんですね。その時に趣味は何、と聞き合う事になり、彼は「ジュードー」と答えたんです。それで、「へぇー、それはすごい!いつからやってるんですか」と聞いたら、「2週間前から」と言われてずっこけました。しかし同時に思ったんですよ。あ、趣味ってこれぐらいライトな考えでいいのか、と。
私達日本人は、‛趣味’と言われるとものすごく構えませんか?
「人に言えるくらいの立派なものでないといけない」
「そこそこの年数をこなしていなくてはいけない」
「趣味と言うぐらいだから、それについてそこそこ語れるくらい詳しくないと」
「人よりも得意でなければ言うのは恥ずかしい」
「そんなに詳しくないし、熱心でもないから、これを趣味と言うのはおこがましい」
と、それなりに「きちんとして」いないと、「趣味だとは認めない」ような認識が個人個人にあると思います。だから実際、日本人に趣味を聞いた時に、「趣味と言われても・・・う~ん」と答えに詰まる人も多いのです。
ですが、今回外国人に聞いて思いました。年数少なかろうと、人が知ってなさそうなマイナーなものであろうと、好きだが下手であろうと、いいじゃありませんか。好きで、たとえ細々ながらでも続けてるんですから。
アメリカにいた頃、友人のそのまた友人の家に所用で1週間ほど御厄介になったことがあるんですが、古めかしい本棚にたくさん絵本があって、絵本好きな私はベッドの上でひたすら読みふけりました。なんでもその友人の趣味で、つい集めてしまうのだとか。友人は上品なおばあさんでした。
素敵な趣味ではありませんか?
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