自分に自信が持てない?声と姿勢を良くしてみましょう
自信を持ちたいが持てない__。これは、謙虚さが美徳とされている日本人にとって、恒久的な悩みではないでしょうか。日本の文化として、子供の時から「皆の前では出しゃばらず」「場の空気を読んで」「個人より団体を優先して」という教育を学校や家庭でされていると、自分に自信を持つと言う、要は「団体よりも個を重んじる事によって生じる感情」は育ちにくいと思うんですよ。
大体、日本人で自分に自信がある人なんて、そうそういないと思います。実際として、人は「自信がある時」と「ない時」の狭間をいったり来たりしているのが正解だと個人的に思っています。
では、自信を持つことは不可能なのか。私自身模索中のため、また、前述した理由のため「永続的に自信を持ち続けられる」方法は分かりません。逆にあれば教えて欲しいくらいです。
ただ、少しの努力で「自分に自信がちょっと持てる」状態にする方法は分かります。
それは、「姿勢、歩き方を良くする」事と、「声を良くする」事です。
自信がある人を観察すると、大抵上記の両方が当てはまるか、どちらかが当てはまります。自信満々の人が猫背でそろそろと歩いていたり、蚊の鳴くような声で話す所を見た人はいないはずです。
と言っても自己流で長年の姿勢や歩き方の癖を直すことは一筋縄ではいきません。それは声も同じです。その場合、思い切って教室に通う事をお勧めします。きれいな歩き方は「ウォーキング教室」がありますし、敷居が高い人には、郊外で歩く運動型ウォーキングにはなりますが、㏠体験ウォーキング教室も多くの場所で開催されています。こちらは運動としてのウォーキング姿勢を教えてくれるだけとなりますが、正しく歩くフォームは日常でも役に立つと思います。
声はずばり「話し方教室」。探せば講師が元NHKアナウンサーなんて教室もありやる気も出ます。意識して話すようにすれば、声は変える事がすぐには難しくても話し方は誰にでも良い方へ変えられると思います。話し方のコツ(ゆっくり、テンポ良く)を身に着ければ、好感が持てる話し方になります。また、こちらはお金を払っている方ですから、「こうこうこう言う声で自信がない」と講師に言っても、「あなたのこういう所が良い」とあなたの良い所を探し、褒めてくれるはずです。声や姿勢を褒めてもらえるって、地味そうに見えてかなり嬉しいですよ。自分に自信がついてきます。ちなみに姿勢を正して胸を張り、堂々と立っていると電車待ちで滅多に割込みされないと言う副産物付きです。ぜひお試しを。
自信をつけるため、多くの自己啓発本を読んできたが上手くいかない、と言う人はまずは姿勢/歩き方を良くする事と、声/話し方を直す事をお勧めします。
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