可愛い少年の気ままでのんびりした日常
はーもにー(´・ω・`)
一章 [平凡な日常]
1話 「朝の日常」
「おーい、宙ー?」
僕を呼ぶお兄ちゃんの声で、今が朝なんだって気づいた。僕は布団から出て、カーテンを開けながら言った。
「ふぁぁ...おはよー、お兄ちゃん」
「うん、おはよ。さ、服着替えて朝ごはん食べに行こ?」
「うん!」
僕のお兄ちゃん、稲瀬 輝は、僕のことを子供のように優しくする。僕はもう中一なのに...。
「「おはよー!」」
僕たちの朝ごはんを準備していたお母さんに二人で同時に言った。
「おはよう二人とも。もう朝ごはん準備できてるよ。さ、座って食べてて、ちょっと永山さんの家にもっていかなきゃいけないものあるから!」
「「はーい!」」
今日の朝ごはんはパンだ。
「お兄ちゃん、今日の朝ご飯おいしいね!」
「ああ、そうだな。宙って、なんでもおいしく感じるんだな」
「いや、納豆とか、グレープフルーツとか、そこらへんは好きじゃないよ。あれ、まずく感じるんだよね...」
「ああ...俺もそれは嫌いだな。やっぱり双子は嫌いなものも似てるんだな」
そんな話をしつつ、朝ごはんを食べ終わり、制服に着替え、学校へ行く。とても普段通りの、平凡なお話。
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