エセ科学とヨガ
記)都市伝説、陰謀論、世の中には虚実入り乱れた情報が流れています。とりあえず商売になれば、嘘でもいいというのが報道などにも表れていると感じます。その中でも、水素水などのいわゆる「似非科学」というものが最近取沙汰されることもあるみたいです。
エ)結構高価なやつですよね。さっき流れてきた情報では水素水の粉末みたいなものが売り出されているということでしたが、よく見ると主成分は「ブドウ糖」で、水素水ではないという。という私もそこまで科学の知識があるわけではないのでどこがどう間違っているのか、という説明は自信をもってできないんですが、少し調べればわかるような嘘が、出回っているのは事実のようですね。水素の融点(個体が液体になる温度)はマイナス259.2度、というので大体私は色々察しましたが、他人に説明しろと言われると詳しい人に聞いて、って返すと思います。逆に私が嘘を言ったらいけないので。
記)ガン治療にも諸説ありますし、エッフさんはいたずらに治る、それだと病気になると本当なのかどうなのかわからない情報を吹き込む媒体や人間を嫌いますが、やはり嘘つきが嫌いだからでしょうか。
エ)別に嫌いじゃないですよ。こうして話のネタを与えてくれてるので暇つぶしにはなります。ただし、その影響を受けている人間が多いのはおいおい、と思いますね。学校教育の失敗だと言い出すとまた長くなりますが、これだけ物議を醸してる時点でそれが真偽か判別できてない人がいるということだろうと思います。最低限の科学知識、もしくは何事も少し疑ってみるという視点が必要な気はします。日本人の一部は、ある問題、例えば宗教やブラック企業、というものに対してはかなり疑ったり強い口調でそれを批判したりしますが、こうした似非科学的なものや日常に潜んでいる宗教儀式(ヨガなんかはその典型)に対してはむしろ肯定的な人さえいるのが、なんだか矛盾していて滑稽ですね。相変わらず上から目線で申し訳ないですが。
記)ヨガは、ヒンズー教の儀式で、鍛錬を重ねて解脱(悟りの境地に達する事)を目的としています。事件を起こした某オ〇ム真理教も、もとはヨガ教室が始まりでした。
エ)そのヨガを今は著名人をはじめみんなでやっていますよね。よくやるなぁと思います。つまりみんな表面上に出てきている事件や報道しか目に入ってなくて、物事の本質や原理、論理というものには全く興味がないということなのですよね。ブラック企業や、縦社会を強要する学校の体質の共通点、類似点しかり。
記)何を信じて何を信じないかというリテラシー能力というのは、本当に必要になってくる時代なんでしょうね。一体人間はどこに向かっていくんでしょうか。
エ)わが生涯に一片の悔いなし(死ぬ前提)(死ぬ覚悟はできてる)(布団の中にこもる)
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