魔王と勇者は逆転する

DAI

プロローグ1

魔王デュランダルは倒れた。

あとは、とどめの呪文を唱えるだけだ。

その呪文を唱える為に詠唱を始めると、デュランダルは何か言い始めた。

「くそぉ!こっちを散々追い込みやがって、お前ら人間はどんだけクズなんだ!」

「え…」

呪文を唱えるのをついやめてしまった。

「…どういうことなんだ?」

訳が分からない。俺はデュランダルに問いかけると、

「それだけのことをしておいて、どうしてしらばっくれていられる!」

「待て、本当に何も…」

言いかけた問いかけの答えは、デュランダルが自分から語り始めた…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る