あなたの隣
ふとたまに考える
アナタの隣に立って
どのぐらいになるかなって
アナタの隣に立つまで
どのぐらいかかったっけなって
そんなことも考える
アナタの隣はいつも
人がいて、候補者もゾロゾロいて
中々僕の番は回ってこなくて
本当に僕の番は来るのかな
なんて不安にもなってた
だけど結局は諦められずに辛抱強く
ひたすら順番を待ってたな
アナタの隣
とういうポジションを
先に好きになった方が負け
本当にその通りだ
どんなに押しても
見てもらえてないと
気づいてもらえなくて
押すことすら出来ない僕は
来るかもわからない順番を
ただひたすら待つんだ
待つことだけが取り柄だから
それぐらいしかできないんだけどね
ふとたまに言われる
どうしてアナタの隣は
こんなにも静かなのかと
アナタの隣はいつも
賑やかな人たちばかりだったのにね
なんて言われる
私の隣はいつも
人がいた、数え切れないぐらいの
アナタの番が来ることなんてないぐらい
なのに私はアナタを選んだ
理由なんて分からない
だけど何故かアナタが気になって目で追ってしまう
多分私は望んでいたんだよね
アナタの隣
というポジションを
先に好きになった方が負け
本当にその通りだ
どんなに人がいても
見てないフリをしても
気づいてしまって
近づくことすら出来ない私は
来るかも分からないアナタを
ただひたすら待つんだ
来てくれるかもしれないなんて
待つことしか知らないから
それぐらいしかできないんだけどね
待つことしか知らない
僕たち 私たち
二人が一緒に立っていられるかなんて
そんなことは分からない
だけど願うことは一緒
アナタの隣がいい と
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