なんて

心は

気づけばどこかへ

置いてきちゃってて

今はもう空っぽ

何も残っていない

軽くなったはずなのに

どこか重く苦しく

うまく歩けない

歩けてもフラフラ

真っすぐ進めず

電柱にでもぶつかってしまいそうだ


心なんていらないと

思っていたけど

心は私の中心で

全てを支える

とっても大事なもので

君が私の生きる理由(ワケ)と同じぐらい

心がないと

生きられないんだ




君は

隣にはいない

最初から

今も私の横は

がら空きで何もない

独りでいいはずなのに

何処か寂しくて

うまく歩けない

足は固まって

一歩も進めず

みんな通り過ぎて

置いていかれちゃう


君なんていなくてもいいと

思っていたけど

君は私の光で

道標になる

とても大事なもので

心が私に無いのと同じぐらい

君がいないと

生きられないみたい


心なんて

君なんて

'なんて'って言っちゃ駄目だね

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る