第7話


 換金制度…換金制度は突如としてゲーマー達が最前線に立つ事出来るようになった希望の制度である。

 お金がどこから出てるとかは謎に包まれているが、どこかの国が提供してるとか日本政府が提供してるとか言われている。

 換金制度が出来て約1年…対応しているゲームはまだまだ少ないが、制度が与えた社会的影響は計り知れない。



 さて、瑠也達DVP学園の第1期生はこの換金制度を利用して借金を返済する事なっている。

 稼ぐ事が出来なければ自分の色々な支払いも出来ない。特に瑠也の家庭は貧乏だった為親からの仕送りも期待出来ない。


「はいはい!換金制度について説明しますよ!

 説明は1回しかやらないからメモとかとりながら聞くように。

 後から聞いても面倒くさいからやめてね!」


 先生は面倒くさがりなんですね〜とクラスが1つになった瞬間であった。

 まあ瑠也はメモとかノートをとるは得意な方なので心配ないが、良一は言わなくても分かるだろうからいいだろう。


 換金制度の説明をしよう。


 方法は大まかに2つある。

 ゲーム内通貨を現金化する方法とゲーム内アイテムを現金に換える方法方法である。

 ゲーム内通貨は換金レートがあり、それにしたがって現金化が行える。

 ゲーム内アイテムを現金にする方法はたくさんある。オークションみたいなのもあれば、値段を決めて売るみたいなのものもある。

 その他にある程度ルールがあるのだが、それは大金を換金する時にしかない為今の所は説明しないでおこう。


 これが換金制度の説明である。

 先生はここで話を一旦区切る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る