3番エリア

居住区として小さな町となっいるが、貧富の差が激しく、その境界線は道路を見ればすぐにわかる。


・内側


インフラが届いてない。道は電灯どころかアスファルトすらなく、赤土の道が広がっている。肥溜めも現役である。


一方で畑や貯水池などもあって、一昔前の田舎のような風景が広がっている。


まともな教え教会 ベイエリア支部

カルト教団、まだ土地が安かった時にまとめて買い取り、集団で住み着いた。

個人の財産を否定し、信者は全員中央の学校を繋げたような家に住み、畑仕事のような原始的労働で自給自足している。

中には独自の学校が存在し、全ての子供はここで教義のみを学んでいる。


・外側


本州への橋の下にはバラックのような建物があり、そこにはガラの悪い連中がひっそりと暮らしている。目立つことは少ないが、常時橋を見張っている。


やたらと石造が多く、歩道橋やガードレールも有名デザイナーに作らせたオリジナル。すべての意識が高い。


タワーマンション群

30階建て以上の高級マンション群。住んでいるのは一般人が幸運とおこぼれで辛うじて届く限度に近い金持ちたちばかり。マンションも、半分から下は上の住人の倉庫として借りられており、ほぼ上層階にしか人がいない。

周囲に駐車場は少なく、あっても宅配業者が利用するだけ。住人が出かけるときはリムジンが迎えに来るか、屋上のヘリで飛ぶ。

異界電力の重役やその家族、愛人も多く住んでいる。

セキュリティーのレベルはかなり高いが、それは一般の犯罪レベルに対してであり、戦争に耐えられるものでもない。


カフェやレストラン

建築物は曲線が多く、機能性よりもおしゃれさを追求している。

出される食事も高級ばかり。旨いかどうかは別。


他に図書館や病院、フィットネスクラブなどがあるが、その全てが一見さんお断り。


・人


まともな教え教会信者 1点

貧困層が集まり、金持ちの子息を拉致監禁して洗脳することで巨大化した宗教組織の信者。全員が白いワンピースにサンダル姿で、髭も髪も剃らない。

毎日独自の教義により変な儀式を執り行っている。

基本、現金に対して良くはないが、ハイパーセレブ基金へ募金するため、麻薬栽培と奴隷売買で小遣い稼ぎしている。

慈悲の心で死体を見つければすぐに近寄り独自の祈りをしだす。個々の点数は低いが一人殺すとすぐに集まるため点数は稼ぎやすい。

ちなみに上級信者たちはお金を浄化するためラスベガスに旅立っており、個々には一人もいない。


セレブ 5点

タワーマンションに住み、それ以外の貧乏人を見下している。自分たちは選ばれた人間であり、それ以外はいずれ死に絶えるべきだと本気で信じている。

一方で、財力以外に存在価値はなく、いなくなったら困るが、いたところでプラスに転ぶことはない。少なくとも日本政府はカンパニーを相手にしてまで救う価値がないと判断している。

趣味として猟銃を持つ者もいる一方、愛人という奴隷として監禁されているものもいる。

いかに小金を持っていても所詮は一般市民、点数は同じ。


仕事屋 7点

セレブたちの闇の願望をかなえるための非合法集団。暴が付く非合法集団に属している。主に麻薬、奴隷、奴隷の死体の処理に使われており、暴力には馴れている。

が、所詮は民間犯罪者たちであり、武器は最高でもせいぜい拳銃レベル、ナイフかバールぐらいしか持ち歩いていない。

一方、危機管理能力は高く、逃げ隠れはかなりうまいため、点数は高い。

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