2番エリア
ほぼ灰色、色褪せたビルとビルに、ひび割れたアスファルトからは雑草が生え、電灯は壊れ、そこらにごみが散らかっている。人の数は多いが活気は少なく、笑顔はない。
・内側
ビジネスタウン
大きいがぼろいビルとコンビニ、ネットカフェがひしめいている。
土地代が安く、また税金のほう助があるということで色々な会社が集まったが、その全てがブラック、家に帰るという文化が存在しないため、道を歩いているのは買い出しに行かされたものか、精神を病んで逃げ出したもの、あるいは騙されて連れてこられた新入社員ばかり。命令する立場の人間はここには来ない。
・外側
本州に通じる橋は大型のトラックでいつも渋滞している。
物流倉庫
全国へ、あるいは他のエリアへ荷物を配送するため、一時的に集めて振り分けるための倉庫群。コンビニはほとんどないが自動販売機はやたらとある。
運転手以外に働く人間はさほど多くなく、労働環境も辛うじてブラックではない。泥棒などが多いため、監視カメラは多め。
・人
ブラック社員 3点
仕事に忙殺され、何も考えられない状態にある。例え目の前で他の社員が殺されても、抜けた穴をどう埋めるかしか考えられない。
ただし時折精神がいかれて、自分がスーパーパワーがあると勘違いして襲い掛かったり、自殺特攻をかけたり、これで死んだら異世界に行けると思ったり、予測がつかない。
ほっといても死ぬから点数低め。
トラック運転手 7点
ここはあくまで長いドライブの中間地点でしかなく、思うことは少ない。
ただし異世界転生を目指して飛び出してくる輩がやたらと多いことは周知の事実で、平均で1.2人、轢き殺している。
一個人としては一般市民と同じだが、もれなくトラックに乗っており、逃げることも体当たりも可能なので点数は高い。
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