ハッピーエンドになりますように

もちもん

あなたは私の婚約者


春が過ぎて、夏が来る。

そしてまた秋が来て冬になって春が来て夏が来る

連絡がとれなくなって1年が過ぎた。

季節は巡る。

帰って来ると信じた男は帰ってこなかった。



某住宅販売メーカーの営業所。

営業の沢木カナ28歳。もうすぐ29になる…

「沢木さん付き合ってる人とかいるんですか?」

「いない。いたらこんな残業しないで帰るわ。」

いないと言いながらなんだかそれも違う気がしたが。どっちでもいいか。

23時を回った静かなオフィス。

向かい合った机で2人パソコンを叩く音と、会話。

「そか、ラッキーですね俺!」

「そうね、こんなヘマの尻拭いするために残業してくれる暇人がいてあなたにはラッキー以外の言葉が見当たらないわ。」

さらっと嫌味を込めて言う。

こんな状況でもポジティブな後輩小清水シン26歳。

うちの会社の営業マン。

私も営業。

だから小清水の尻拭いの仕事は本来私の業務ではない!

小清水が顧客リストのデータをバックアップし忘れたために再入力を手伝っている…。

営業事務は残業を嫌がってうまくかわして逃げた。あの小娘!とも思うけどそもそもコイツがちゃんとやってないから悪いわけで。

「棘ありすぎ。あはは。」

「ヘラヘラしてないでさっさと終わらせて。」

小清水の顧客リストの2/3は終わらせた。

1/3しかやらなくてよかったはずの小清水は終わらない。

「沢木さん終電なくないですか?」

パソコンに表示された時刻を見た。

「今通過したわ。」

ため息混じりに答えた。

まぁ2駅だからタクシーでも帰れる。

「送っていきますよ、俺車なんで。」

「あ、そうなの?じゃあ終わったら起こして。」

とパソコンを閉じて机にうつ伏せた。

「はい。てか!あの量終わったんですか?」

「…。」

答えを返すよりも仮眠をとりたいので黙って目をつぶった。


5分か10分仮眠を取れればいい。

とにかく目が疲れて、つぶっていたい。



「カナ。」

「カナ。」

…ソウタ?

私浴衣だ。

秋の神社のお祭り。

カランカランと音を立てて歩く下駄。

見慣れた後ろすがたが、私の左手をひいて歩く。

懐かしいこの感じ。

満点の星空に花火が上がる。

ヒュードーン。

パラパラ…。

屋台で騒がしい道から少しはずれた小道の石垣の通り。

「カナ、ちょっとさ聞いてくれる?」

見つめていた背の高いソウタの背中が、急に振り返る。


ああ、この顔に会うのは約1年ぶりね。

…ああやな夢。

でもいいか。どうせ仕事の遅い小清水が終わるまでだし。

そしてこの後、ソウタが言う言葉はわかってる。

もう随分見なくなったけど、前はよく見ていた夢だから。


「ごめんカナ。俺やっぱアメリカ行くわ。」


そしてこの後私が返す言葉も知ってる。

でもこの夢を見ている私は、願ってる。

“いかないでって言いなさい!”って。

でも言うの。知ってる。


「そか。夢だもんね!応援するよ」

私は花火を背中に背負うソウタを見つめて、肩を叩く。


「カナ。1年後、帰ってきたら結婚しよう。」

「わかった。浮気しないで待ってる。」


そしてこの後キスをする。

こんな夢見たくない。

こんな夢ーーーーー…


ーーーーー!?


「!」


目が覚めたら、小清水がドアップで…。

唇に残るこの感じ。


「あ…。」


あ。ってなんだ小清水。

机にうつ伏せた状態を起こす。

ここは会社。

時刻は23時40分。

目の前にはネクタイの緩んだスーツ姿の小清水が赤面。


「終わったの?帰りましょ。」


もうここは突っ込まず、スルーしようと決めた。

気まずいから、やっぱりタクシーで帰ろうか。

「あの!沢木さん」

小清水は足元を見ながら、肩を震わせている。

告白でもされるのだろうか。

「す、好きです。付き合ってください。」

「ごめんなさい。」

迷いなく答える。

「も、もう。帰ってこない男のことなんかいいじゃないですか!

俺なら、あなたを…ッ」


なぜ知っている…。さては同期のサクラが小清水に言ったな。


「まだ1年、」

「もう1年と半年です!」

「…。」

まぁそうね。


「恋愛する気は無いの。」

「じゃ、じゃあ…恋愛じゃなくていいですよ。」

「恋愛じゃない関係って?」

「飲みに行くとか…友達…?」


語尾に?ついてるだろと突っ込みたい。


「友達でいい奴にキスするの?」

小清水の方がビクッとする。

「す、すみません。すみません…。成り行きで…。」


「ごめんなさい。お疲れ様、また明日。」


と言って1人足早にオフィスを出て、すぐ外に止まっていたタクシーを拾って帰った。

「お客さんどこまで?」

「東中町で。」


「もう1年と半年です!」

あの言葉は我ながら鋭く突き刺さった。


ソウタとは別の会社に勤める友人の先輩で、友人の紹介で付き合っていた。

背が高くて、細身で、スーツがよく似合う。

そしてよく食べるしよく笑う。

顎の下の小さなホクロにキスするのが好きだった。

いつも何をするにも私のことを1番に考えてくれる優しいソウタ。

一年半前、ソウタは青年海外協力隊に1年行きたいと言った。

海外で誰かのために命を燃やしたいと言っていたソウタ。

人好きな優しいソウタを応援しない理由がなかった私。

行ってしまってからの半年は連絡もあったけど。それからしばらくして音信不通になった。


帰ってこないのだろうか。

もう私を忘れたのだろうか。

今どこで何をしているのだろうか。

…生きてるよね?


〜〜



「沢木さん、今日新規のお客様の対応お願いできる?」

デスクワークをしていたら、所長に肩を叩かれて声をかけられた。

「え。私ですか?」

今日は割とスケジュールがこみこみだ。

「新規のお客様対応なら小清水くんがいますよ。」

と、小清水が座るデスクを見る。

「小清水君と一緒にだよ。彼の教育も兼ねて。」

小清水は前回、対応が雑だと大きなクレームをもらっていたのでそれも加味された判断らしい。

小清水とバチっと目が合う。

いたずらをして反省した子犬のように目をそらす小清水。

「わかりました。」

「お客様の名前は前園 ソウタ様」

ーーーー!


ソウタの名前と同じ。

心臓が高鳴り出す。


「マンションを考えていて、奥様と見えられるそうだ。駅前で待ち合わせだから11:15分までに行ってくれる?」

条件のヒヤリングのプリントといくつかの物件資料の抜粋を渡された。

「よろしく」


奥様?

じゃあ別人なんだろうか。

“前園ソウタ”と言う名前は全国に何人もいるんだろうし。

と言い聞かせているわりに、おさまることのない鼓動の速さと震え。

「小清水君これ目通しておいて。11時には出るわよ。」


前のデスクの小清水に渡す。

昨日の今日。

あからさまに気まずそうな愛想笑いを浮かべる小清水。

営業マンが顔に出すんじゃ無いわよ。

まあ私も隠し切れているきがしない…鼓動のはやさと手の震え。

深呼吸して座り直す。

落ち着け。

落ち着け。

きっと同姓同名の別人。

言い聞かせて目を瞑る。

まぶたの裏で一年半前のソウタが笑っていた。

とっさに目を開いた。

振り払うように首を振る。


「どしたの?」

茶毛かかったストレートヘアをお団子にして、ネイルもバッチリな、いかにもオフィスレディなサクラが声をかける。

サクラが缶コーヒーをくれた。

「え。あ。や。…ありがとう。てかサクラちょっといい?」

私はサクラを給湯室に引っ張って行った。

その様子を小清水が見ていたことはなんとなくわかるが、正直今は小清水どころではない。


「え!小清水ついに告った!?」

楽しそうなサクラ。

人の恋話が楽しいお年頃なのはわかるが…。

「やっぱ知ってたんだ。」

「うん、相談されたから、帰ってこない音信不通の恋人ならいるよって言った。」

なんかまずかった?と言う顔だ。

「小清水本気だよ。カナ、もうソウタ忘れて踏み出していいんじゃない?」

サクラは優しい、もう5年の付き合いだ。

サクラのことだから人ごとではなくて、私の幸せを考えたんだろう。

「今日のお客様…前園ソウタなんだけど。」

「は?」

「別人なんだと思うけど、ちょっと動揺した。見て手が震えていますよ。あはは」

コーヒーを持っていない左手を見せる。

「まじ?やったじゃん本人かもよ!」

励ますように言う。

「奥様と来るらしい」

「…。」

サクラが口ごもる。

「で、動揺中。我ながら…てか名前聞いただけでこの有様だよ。小清水はーーー無いかな。」

ごまかし笑いを浮かべて言う。

「そか。小清水はいい奴だよ。ちょっとトロいけど、そこは認めてやって。」

サクラが言う。

「うん。ちょっとトロいけど。」

ぷ。っとお互い笑って仕事に戻った。


10時55分…。

「小清水君そろそろ行くわよ。」

「はい!て、メガネでしたか?沢木さん。」

「たまに。」

「萌えます。」

「…。」

これは…

万が一に備えての変装のつもり

営業車にスリッパを4つ乗せて、資料のカバンを乗せて、助手席に小清水を乗せて。

11時。駅に到着。

「小清水君、お客様迎えに行って来てくれる?」

「はい。」

と、営業電話を持ってシートベルトをはずす小清水。

「あの、沢木さん?」

「ん?」

「俺諦めないことにしました。頑張ります」

ニカッと笑うポジティブ小清水。

「はいはい。あなたはその顔の方がお似合いよ。」

あしらうように手を左手で払う。

車を降りる小清水。


ハンドルを掴む両手に、おでこをくっつけた。

ロータリーに車を一時停止させて、小清水の歩いて行く後ろ姿を見つめた。

ソウタよりも一回り小さな、少し頼りない印象の背中。

もしお客様がソウタだったら…

ソウタであってほしいような

別人であってほしいような


でも本人だったら私に気づかないでほしいと思ってつけてきたメガネ。

こんなもので隠せるわけもないのだが。


私何を願っているの?

バカね。

どっちでもいいのよ。

本人でも別人だったとしても。

1年半待ち続けている時と変わらないじゃない。未来がないことが明確か、不明確のままになるだけで、未来があると言う答えはでないことは変わらない。



ドキドキドキドキ


ドッドッドッドッドッド…


ドドドドドドド…。


「前園様、こちらの車です。」


小清水の声がした。


ドドドドドドド…。


深呼吸して営業の顔をつくって状態をあげる。

運転席側の窓から見える、小清水と背の低い黄色いワンピースとスカーフをまいた女性と、背の高い男性。


ドドドドドドド

ドドドドドドド…。


ーーーーーーー。


神様は意地悪だ。


間違いなく本人じゃないか。

いくら1年半の空白があったとしても、3年一緒にいた人を見間違うわけがない。

あの仕草、あの歩き方。




あーーーーまじかぁ




泣くな。泣くなよ?

いい大人なんだから泣くなよ。

早くなる鼓動に訴えかける。


「では後ろに。」

と小清水が運転席側の後部席のドアを開けた。

乗り込む2人。

「こんにちは、今日はよろしくお願いします。」

聞き覚えのある声にハンドルを握る指先が震えて、力を込めた。

透き通るような綺麗な声も思い出の中にいるソウタのままだ。


「よろしくおねがいします。沢木です。」


奥様も乗り込んでくる。

バックミラー越しに目があって、営業スマイルを作る。

「よろしくおねがいします。」

ショートボブで二重まぶたの肌の白い、丸顔の女性。ふんわりした印象の可愛らしい奥様。

きっちりパンツスーツを着る今日の私とは真逆…。

運転席のシート後ろに奥様。

助手席のシートの後ろにソウタ。

バックミラーではちょうどソウタが見える。

小清水が乗り込んで、シートベルトをつけた。


「今日は2件の物件を回ろうと思ってまして、間取りはこちらです。」

と小清水が振り向いて資料を渡す。

私は車を発進させる。

「ご新婚様とのことでしたので、学校や、買い物にもべんのいいこちらをご用意したんですが…。お子様のごよていは?」

ちくん…。

ちくん。

小清水の言葉に小さなイタみを覚える。

「いえ、まだ。」

奥様が照れくさそうに言う。

「ゆくゆくは…。」

ソウタが言う。


ちくん…

ちくん。


「そうだったんですね。この地域をご希望されたのはなにか理由があってですか?」

「昔この辺に住んでいたんですよ。」

ソウタが言う。

胸がイタい。

昔…ソウタはたしかにこの大通りから少し入ったところのアパートに住んでいた。

よく泊まりに行った。

「今まではどちらに?」

「主人が海外にいて。」

ちくん…。

「海外に?」

「はい、アメリカで支援活動を。それで帰ってきてしばらく東京にいたんですが、結婚を機に。」

ちくん…ちくん…。

「そうだったでんですね。海外ですかぁ。では奥様と出会ったのは?」

「まぁ色々ありまして、海外に行く前に知り合っていて帰ってきて結婚しまして。」

ちくん、ちくん、ちくん…。


小清水頼むからもう、聞かないでくれ。


マニュアルには、お客様の情報は会話の中から引き出せとあるから必要なアイスブレイクな訳なんだけど…。


何も言わない私に、小清水がこちらをみる。


『構わず、会話しなさい』

とにっこり目配せする。


「この辺に住んでいらしたってことは、もうじゃあ色々立地とか土地勘もありますよね。」

「まぁ…でもだいぶ変わってしまった印象ですが。」

困ったような笑顔のソウタと、その顔を見ながら笑う奥様。

バックミラー越しに見えるソウタの顔。

よくキスした顎の下のホクロ。

気を抜いたら見つめていそうになる。

目が合いそうになって、運転に集中する。


「もうすぐ1軒目の物件ですので。」

私は柔らかな口調を心がけて言った。


仕事なのだ。

運転中なのだ。

と何かに集中していないと小さな軋むような痛みを伴って膨れ上がっていくなにかがはじけて取り返しのつかないくらい取り乱しそうなきがする。


小清水のたわいのない会話に、後ろの2人が笑う。



ソウタ。

ソウタ。


気づいて。

気づかないで。

気づいてーーーー


おねがいよ。



「この辺は閑静な住宅街でーーー。」

小清水の声。


「小清水君、ここで降りて先に行って?車止めてくるから。」

とマンションの傍に車を止めた。

「あ、では前園様一旦降りて向かいましょう。」

と3人が荷物を持って降りた。


はぁ。

車を駐車させて、6階建のマンションの最上階へ向かう。

ガチャっとドアを引いて、玄関に綺麗な出船の状態になった2人の靴と端に寄せられた小清水の革靴。


スリッパを履いて、声がするリビングに向かった。

「ねぇそうちゃん、すごい景色がいいよ。」

「そうだなミホ。」

「この物件は立地もしかりですが、見晴らしも最高で。よかったらベランダに出て見てください。」

リビングと廊下を仕切るガラスの扉越しに、3人が見えた。


がちゃん。


「あ、沢木さん。今一通り説明しました。」

「そう。」

2人はベランダに出ている。

窓越しに2人のすがたをみた。

奥様がはしゃいで身を乗り出している。

首に巻かれたスカーフが飛んでいきそうになってソウタがすかさずキャッチする。

笑い会う2人。


営業スマイルで微笑む私。


ーーーー…本当なら、そこには私がいたんじゃないのだろうか。


はしゃぐ新婚夫婦。

お互いの左手に指輪が光る。


ソウタ。

ねぇソウタ。

私のこと忘れたの?

ねぇソウタ。


「沢木さん?」

「ん?」

「元気ないですね。」

「そ、う?」

「なんか俺には沢木さんが泣いているように見えます。」

「…そう言うこと言わないで?

なんでよ幸せな新婚夫婦で微笑ましいじゃない。」


ばか。一度外れたら、溢れ出そうだから優しい言葉かけないで。


「!」


ソウタが振り向いて、私と目があった。

目の中を悟られないように、にっこり笑う。

「ありがとうございます」

と口パクで言われ照れ臭そうに会釈された。


全く気づかないのは、メガネのせいなの?


好きよソウタ。

好き。



「沢木さん」

「ん?」

「帰っていいですよ。俺一人で回りますよ。」

「何言ってるのよ。所長に怒られるわ。」


「沢木さんがそんな顔して笑うくらいなら、俺が怒られた方がいい。」


「…。」


「やっぱり彼ですよね。

行く前にサクラさんが、カナが心配だから頼むわよって。」



ーーーーー。


「うぐ。」

その瞬間、胃の中のものが戻ってきそうな感覚に襲われた。


リビングから出てトイレに駆け込む。

嘔吐した。

嘔吐物と一緒に、涙まで溢れ出てきた。

我慢の限界だったのだと悟った。

ジャァーーーー。

仕事中にやらかす失態に情けないと言う感情がこみ上げて泣けた。

こんなに弱かったのだろうか。

こんなに耐え性がなかったのだろうか。

「う…ぅ。」

声が漏れでないように口を塞いで泣いた。


「沢木さん、大丈夫ですか?」

「…小清水君。やっぱり後お願いできるかしら。」

「はい。」

「ごめんなさいね。車の鍵はカバンの中。ここの鍵だけ置いていって。」


声が震えそうで、出来るだけ気づかれないように平然を装った。


「わかりました。」



しばらくして玄関が閉まる音がした。

静まりかえり、人の気配を感じない。

トイレの面座に手をついて呼吸を数えた。


もういいよカナ。

泣いていいよ誰もいないから。

頑張ったじゃない。

カナ。

もういいの。


「うああああああぁぁぁ。」

涙が溢れでてこぼれ落ちる。


ソウタ

ソウタ

待ってたのに。

待ってたのよ。

私ずっと。

ずっと…

浮気もしないで

目移りもしないで

真面目に仕事して

ずっとずっと待ってたのよ


「うああああああぁぁぁん」


あの時行かないでって言えばよかったの?

誰か別の人に乗り換えていれば傷つかなかったの?


どうせならちゃんと振ってから、結婚してよ

こんな仕打ちひどいじゃない。

物件探すなら、別の会社選びなさいよ。

私が勤めてること知ってたでしょ。

『ありがとうございます』って何よ。


ーーーー。


毒づいていたらいつしか涙も乾いた。

帰ろう。

明日は休みだから、飲み明かそう。

あーまだ仕事2件残ってた。


戸締りをしながら脳を切り替えるように思考を回す。早歩きで全部確認して部屋を後にした。






























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