第10話
京符は飛行機に乗っていた。伊里とデート。「さぁ何処へ行こう?」と行き先を決めて無い。伊里は「牛が見たい」と行った。
飛行機に飾ってある牛がダイエットしている。伊里は赤い鉛筆で美味しい場所を丸した。「添乗員さんは何処へ行くのですか?と伊里。「今日は人形の屋形に行く予定ですが」と添乗員さん。
空気が張り詰めた気がした。白い雲が青くなる。雷を見た気がした。
「シュルブプレー」
挨拶するとそこは牛の国。伊里は京符の手を取るとはしゃぎ出した。雷が止んだのは伊里の電池の所為だった。
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