第313話 クラT《ティー》みたいに…

「はぁ😞💨、イチゴをイジるのも疲れるわァ~…。」

 サンタは肩のストレッチを始めた。


「あのなぁ……。人をオモチャにすんなよ!!」


「っで、みんなには…、昨日、言ったように政策コンペの企画を持ち寄ってって、頼んだンだけど……!! 何か、良い案は出た~…!?」

 ユリアンが私たちを見回した。


「はいはい!!」

 ゴンちゃんが元気良く手を上げた。

「【横須賀ネイビーパーカー】ね! これで決まり!!」


「いやいや、ちょっと待って…!!」

 私は不満だ。手を挙げて反対した。

「だって、ネイビーバーガーのダジャレだよ。親父ギャグなンだよ! Tシャツのアイ・ラブ・💕・横須賀➰💕と変わらないじゃん。」


「いや、変わるよ。そりゃぁ!! ネイビーパーカーをさぁ、私たち6人の卒業記念に着るの!!」


「クラT《ティー》みたいに~……!?」

「そ、いいでしょ!!」

 ゴンちゃんはノリノリだ。

 





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