第196話 学園祭のノリかよ❗

「川崎君…、いえ、ショーリ君には、聴いて欲しいです。」

 那奈は蚊の鳴くような声で言った。


「フフ…。」

 ショーリは、どや顔だ。

 

「まぁ、那奈ちゃんがそう言うなら…。」

 私が、とやかく言う事はない。

 だが、ショーリをキッと睨み付けた。


「じゃぁ、ひとつみんなで焼きソバでも食って、盛り上がろうぜ❗❗」

 まったくショーリは、お気楽だ。


「どこを、どう盛り上げるンだよ! 焼きソバで!!

 学園祭のノリかよ!!」


 

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