第136話 頼むよ🙏この通り❗❗

「えぇ~……!?

 ヤダ~、もう少し、ここに居る!!」


「おいおい、頼むよ。🙏 この通りだから❗❗」

 ショーリは両手を合わせて頭を下げた。


「フフ…、わかったわよ……。」

 少しだけ気分が良くなった。


「あのさァ~…、具合悪かったら、タクシーで帰る?

 自転車置いて!!」


「大丈夫だって、さぁ、帰ろ!!」

「あ、あァ~!!」

 ショーリが手を差しのべた。

 ようやく私たちは水際を離れた。

「あ、こんなに…。」

 振り返ると、気づかない内にかなりの距離を歩いてしまった。


 

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